ISO9001更新審査

2012年2月15日水曜日

お仕事

当院お得意の第三者評価の一つ
ISO9001(品質マネジメント)の更新審査が
本日より3日間にわたって行われます
この品質マネジメントの審査とは...
・企業・組織内の体制を整備し、プロセス・責任・権限(役割分担)を明らかにする。
・仕事の手順・ルール・基準を決める。
・決められた通りに確実に仕事をする。
・決められた通りに仕事が確実になされたかの記録を残す。
・企業・組織の内部の監査を実施して不適合として指摘されたところを是正する。

つまり業務の運用が正しく行われているかを
繰り返し審査(監査)を行うことで、
業務内容の形骸化を防ぐことを目的にしている(んだと思う)

初日の今日は"医療機器安全管理委員会"が審査対象
医療機器保守管理責任者で委員会の委員長を務める
医療機器管理室の臨床工学技士が
当院に赴任してきて初めて審査だったので、かなり焦った模様

何やらイロイロとツッコまれたらしく、
慌ててオレのところに報告に来た
明日は"臨床工学課"としてオレが審査にあたるので、
話のツジツマを合わせたいらしいが
「必要ない!」と一蹴した

何故なら、このISO9001審査は
保健所の立入検査や病院機能評価と違って、
できていない=即、認証できないという類のものではなく、
できていない事は改善しましょうとご指摘をいただく
その指摘に対して速やかに改善計画を提出し、
OKならそれで認定はいただける
そして次回の更新審査時までに
継続されていることが確認されれば良いだけのこと

つまり、実際にはできていないこと、やっていないことを
あたかもできているフリをしても何の得もない
ご指摘いただいた方が自分らのタメにもなるということ

他部署は保健所の立入検査同様、
前日になって慌てて準備していたようだが、
オレは今日になっても自分の机の上の整理すらしていない
前回の更新審査時は慌てて準備していたが、
明日はありのままを見てもらって、たくさんご指摘いただくとします