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あまり面白みがないな

2/10(金)に行われた中医協総会で
2012年度診療報酬改定を答申し、
これ以前に示されていた改定内容に加え、
この度、点数が明記されました

透析関連は例年、当たり前のよう下げ続けられておりますが、
今回はいかに...

まず「慢性維持透析患者外来医学管理料」は、
点数の変動はなかった模様
包括の検査項目の呼称に変更が加えられたくらいかな...?


次に手技料の「人工腎臓」は、前回(2年前)の改定時には
エポジン(エスポ)よりも低価格で同様の効果を持つネスプの
"使用の実態を踏まえた包括点数の見直し"という
訳のわからない理由でこじつけて点数を下げられた
今回もさらに単価の安いミルセラが発売になったということで
包括手技料がダウンとなった ?(゚_。)ナンノコッチャ?


そして今回の目玉は...
「慢性維持透析濾過(複雑なもの)を行った場合」 2,255点
...が加わったこと

"複雑なもの"とは...
「血液透析濾過のうち、透析液から分離作製した置換液を用いて血液透析濾過」
= オンラインHDFのこと

ボトルHDFは製薬メーカーで販売している製剤を
そのまま入れているだけだから複雑ではないと言いたいのかな?

いずれにせよこちらも包括
透析液は使用量に応じて別に請求できないということになりますネ
しかも時間区分がないので、
少量置換の短時間HDFしかやってないのに
"オンラインHDFやってます"の看板を掲げる施設が
出てくることが予想されますね d(_´)チャントヤローネ!

それと気になるのが「透析液水質確保加算」
従来と同じ「1」は8点と、中途半端な点数に引き下げられ、
オンラインHDFの算定要件にもある新設された「2」は20点となった

オンラインHDF or 通常HD&HDFに関わらず
施設基準にあるように「月1回以上水質検査を実施」していれば、
「2」を算定しても良いのだろうか?

恐らく医会や医学会の関係者からの問い合せで
事務連絡(疑義解釈)があることでしょう

透析診療とは直接関係ないが今改定で
「糖尿病透析予防指導管理料」なるものが新設された

透析導入の原疾患の一位が糖尿病性腎症と
糖尿病からの透析導入が多いので予防しましょうという、
国挙げてのCKD対策の一環ですな

透析予防診療チームが糖尿病患者に
透析予防に係る指導管理を行うと算定できる
このチームには当然、透析になってから関わる
臨床工学技士は入っておりません

ここまで力を入れているのだから、
今後益々、透析患者数は減ることが予想されますね

その他、関連のありそうなところでは...

入院基本料が増額になったが、
加算が見直しや簡素化など整理が行われたため、
場合によってはトータルで減額になる見込みである

植込み型の医療機器を使用している患者
(腹膜灌流、人工呼吸器、ペースメーカーなど)の
在宅指導管理料が軒並み増額

補助人工心臓関連、ペースメーカ関連の
手技料などが軒並み増額となった

...くらいかな
特定保険医療材料価格や薬価はまだ出ておりません

臨床工学技士に関わるところで
大きな変化はなかったように思われます <(~∂~)>ツマンナインナ〜

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