東日本大震災!7 - 放射能漏れって本当に大丈夫なの?

2011年3月16日水曜日

時事ネタ

地震・津波に加え、原子力発電所の放射能漏れまで起きている、
史上最悪と言っても過言ではない今回の震災

最近、報道は原発絡みに終始しております。
即、健康被害には繋がらないと言っておりますが、
被災地の方々は本当に大丈夫なのでしょうか?
東京など関東でも検出され、外国人も国外退去しているらしいが、
皆さんは本当に避難しなくて大丈夫なんだろうか?と素人的に考えてしまいました

以下、日本経済新聞より転載


東日本各地で放射線量上昇 健康被害、懸念なし

東京電力福島第1原子力発電所の事故を受けて、文部科学省は16日、全国47都道府県の環境中にある放射線の測定結果の公表を同省ホームページで始めた。東日本各地で平常値よりも数倍から30倍近くまで上昇している。ただ、いずれも数値は健康被害につながるレベルよりもずっと少ない。
各都道府県の普段の平常値は毎時0.01マイクロ(マイクロは1000分の1ミリ)シーベルト~0.1マイクロシーベルト。日本の平均は約0.05マイクロシーベルトといわれている。
16日に福島第1.3号機で白煙が確認された時刻前後の午前8~9時の値で最も高かったのは水戸市で0.9マイクロシーベルト。通常値の26倍にあたる。宮城県や栃木県、群馬県などでも同10倍近くまで上昇した。東京都や神奈川県など関東地方でも数倍程度となった。
近畿地方や中国・四国、九州地方の各府県では、平常値と変わらないところが多かった。

(単位はマイクロシーベルト毎時)
観測地点3月16日
午前8~
9時時点
平常時
北海道札幌市0.0280.02 ~0.105
宮城県仙台市0.1610.0176~0.0513
山形県山形市0.0730.025 ~0.082
茨城県水戸市0.9620.036 ~0.056
栃木県宇都宮市0.3370.030 ~0.067
群馬県前橋市0.1270.017 ~0.045
埼玉県さいたま市0.0940.031 ~0.060
千葉県市原市0.0970.022 ~0.044
東京都新宿区0.0890.028 ~0.079
神奈川県茅ケ崎市0.1390.035 ~0.069
愛知県名古屋市0.0400.035 ~0.074
大阪府大阪市0.0430.042 ~0.061
福岡県太宰府市0.0360.034 ~0.079
(注)文科省の資料をもとに作成
東海村のJCO臨界事故で被曝(ひばく)者の治療にあたった前川和彦・東京大学名誉教授は「(現在の数値だと)今のところ健康被害は全く心配ない。少し高いといって不必要に恐れることはない」と指摘する。
一般に100ミリシーベルト以下の放射線量であれば、健康被害が生じないといわれている。
放射性物質は気体として風に乗って拡散していく。風速や風向によってたどり着く量が異なってくる。東京都市大学原子力研究所の松本哲男教授は、今回の放射線の測定値について「一時期的に上昇しても、時間がたつと下がる」という。放射性物質は原発から一定量が常に継続して出ているわけではないとみている。
文科省は今後、毎日1日2回をメドに最新の結果に更新していく予定。



東日本では軒並み上昇してはいるが、健康にはまったく害のないレベルだそうです
しかし、当該原発周辺(避難・屋内待機が指示されている半径30km内)ではどうなんでしょう?
近くで避難生活されている方々や原発で作業されている方々の健康被害が心配です