2011年3月22日火曜日

怒るつもりが・・・

透析用穿刺針やバスキュラーカテーテルの製造販売を行っているS社
当院でもこのS社の物をメインに使っている
昨年、ライバルメーカーM社が先駆けて逆止弁付きの留置針を発売、
積極的に売り込みに来るようになったことを受け
S社担当者に問いただしたところ、
年明け(今年)にはS社でも出すとのこと ( ̄o ̄)ホッホ〜
発売前にサンプル出せたら、当院にまっ先に持ってくると約束していた

しかし、気づいたら既に発売・・・にも関わらず、一向に案内にすら来ない
電話や卸業者を通じて何度も催促してみたが、具体的な話もなく、
オレが休みの日にアポなしで来ては
「行きましたが会えませんでした!」的な態度
営業姿勢にかなり腹が立ったので、
電話口で怒鳴りちらして「早く来い!」と捲し立ててやった (`臼´メ)テメェ〜!

来る日程を合わせて、卸業者が首根っこつかまえて連れてくることになった
ムカムカする気持ちを抑えつつ、
来訪を翌週に控えた3月11日、東北の大震災発生!

翌3月12日朝イチで卸業者から連絡が・・・
震災の影響で医療材料各メーカーの納期が遅延するかもとのこと
その中にS社穿刺針のことも・・・
何でも震災当日、S社の北海道・東北地区の営業が
仙台に一同に会して会議があり、
札幌支店の営業マンがほぼ全員被災地にいた様子

S社製品の道内在庫が不足することが懸念され、
卸業者が慌てていた (゚Д゚;≡;゚Д゚)アワワワ
3日後、週明けの月曜日、当院来訪予定の前日に
S社の担当営業マンと連絡が取れ無事を確認
当院来訪は延期して欲しいと言っているとのこと

あの惨劇をTVで見ていたオレは、激怒していた事など忘れ、
「無事帰られてください」と労いの言葉を卸業者に伝言を頼んだ

今日、S社担当営業マンが無事な姿を見せに来訪
今までの非礼をひたすら謝っていたが、
元気な顔を見たら、どうでも良くなってしまい怒る気も失せてしまった
その代わり、新製品の逆止弁付き留置針を
他院には出せないほどの特価で入れてくれることを無理やり約束させ
その場を収めたのであった <(-o-)>マッイイカ

この営業マンの被災時のお話
なんでも会議中に地震が起き、
ひどい揺れで部屋の外に飛び出したら、天井が落ちていたとのこと
当日、帰道予定だったが当然の如く交通機関は全てストップ
やむを得ず宿泊施設を探すも、ライフラインが止まっていたため、
まともに泊まれるところがないうえに、ホテルに人が殺到していたらしく、
ホテル側はロビーを避難所として開放していたらしい
この営業マンはこのホテルのロビーで数日過ごし、
ようやくレンタカーをゲットし、札幌支社の同僚と共に被災地を脱出
東京(羽田)経由で帰還を果たした
避難中はラジオしか情報源がなく、
数日後初めてTVで津波の映像を見て驚愕したとのこと

本当に無事で良かったですネ

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