医療機器の頭の中を覗いてみたくなった(笑)

2018年11月29日木曜日

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DCS-100NXの話...
その日、それまで正常に使えていたのに、
いきなり脱気ポンプがロック警報!?
ゴミでも引っ掛かったか?
それともインペラか軸が割れたか?
しかし、バラしてみたものの何の異常もなし???
試しに隣の加圧ポンプと交換してみたが、
同じ警報が出る!?

...と言うことは基板が逝っちまったか?(汗)

しかし、どの基板のどこの部品が原因だ?

基板と一口に言っても
装置の背中や...
横っちょにも...
小っちゃいのから...
でっかいのまで、様々だよね(苦笑)
脱気ポンプのコードを辿ってみたら
パワーユニットに下にあるこの基板が
カスケードポンプの制御ユニットらしいことがわかった
よ〜く目を凝らして見てみると、
チップやコネクタの半田面に
錆や結晶が付いていた?

この基板は液配管系の上段の
仕切られたとこに設置されているから
配管からの液漏れや湿気の影響は受けないはず...

しかし、この基板を守るように取り付けられている
樹脂製カバーに若干の液垂れの跡が...!?
装置外装の隙間から入り込んだんだろうな...(汗)

ま、今回は原因となった箇所(基板)が間もなく特定できたけど、
電気回路基板や制御基板のことって、
何にもわかってないような...

メーカーに勉強するから基板の回路図おくれ!と要求したら
社外秘だからダメェ〜だって(怒)

くっそ〜!
ダメと言われると余計に知りたくなる(苦笑)

そういえば、DCS-100NXの
メインというか頭脳となる基板ってどこなんだろ?

入力や操作(命令)した条件を各動作部へ伝達したり、
液温、圧力、電圧などのセンサや
血圧計やBV計などの情報を収集しモニタに表示したり、
透析通信システムなどの外部に通信しデータを送受信したりと、
プチパソコンみたいな機能が備わってるんだから、
それはもう大事なところに隠されてるんだろうな(笑)

...って、ここに決まってるだろ!
ハイハイ...
頭脳だっつってんだから、
当然、頭に相当する場所にあるよな(苦笑)
なんとな〜く
この部品はあそこで制御してるんだろうな...とか
このあたりのチップにプログラムが書き込まれてるんだろうな...とか
想像はできるけど、それを知ったところで
今の臨床工学技士に何ができる?

今回のトラブルも、原因らしきものを見つけたは良いけど
結局はメーカーのメンテ呼んで基盤交換しただけ(汗)

機械部品の動作を制御する電気回路ごときでこれだからね...(苦笑)

近年、医療機器もIoT化...その先にはAIが搭載されるようになる

だったら医療機器の頭の中身のこと
もう少し?さらに奥に踏み込んで知っといた方が良くね?

どうやって?

こうやって(笑)
そんなの難しいに決まってるだろ!って?

簡単に覗き見できる方法を思案中(笑)


とりあえずIPやMACアドレス
開いてるポートなどの侵入経路をみれるところまで(爆)
透析装置のOSはTRON(トロン)ベースらしいんで
侵入しても中身の解析は難しそう...!?

ま、透析通信システム(Windows系OS)なんかと
データ通信してる(できてる)んだから、
何か方法はありそう...な気がする!?

こんな本で勉強してみたり...
ディープ(深層)ウェブにでも行って
非公式な情報でも仕入れてみるとします(笑)