【備忘録】Chromebookで使えるLinux(Debian)アプリ - 10選

2022年2月27日日曜日

パソコン

オレのPCの使い途は、
以前このブログで書いた通り

前回、このブログで紹介した、
Chrome拡張機能だけだと、ちょっと物足りない(汗)

だからといって、
モバイル対応のAndroidアプリというのもね
...Chromebookには簡単にインストールできるけど

...なので、ちょっと高度だけど、Linuxアプリを入れてみる

CUIでコマンドを扱うのがメインになるんで
高度だと言ってはみたけど
ここに書いたコマンドをコピペするだけなので
実はそんなに難しくないんで
ぜひ、お試しを!(笑)

まずは、ChromebookにLinux開発環境を構築

  1. 設定⚙ → 詳細設定 → デベロッパー → Linux開発環境を「オンにする」
  2. 「Linux開発環境をセットアップする」で「次へ」
  3. ユーザー名(半角英数字記号)を入力し、ディスクサイズを決める(後から変更できるので、とりあえず「推奨(10.0 GB)」を選択) → 「インストール」
  4. Linuxのインストールを開始
  5. Linuxターミナルが立ち上がる

これでLinux環境が使えるようになった(喜)

まず、以下の$以降をLinuxターミナルにコピペしてEnter⏎

途中で[Y/n]と表示が出たら「y」を入力しEnter⏎

$ sudo apt update && sudo apt upgrade ⏎

これで最新のLinux環境にアップデート&アップグレードされる

それでは、早速アプリをインストールしてみよう!
...と、その前にもうひと手間(汗)

このままでは、Linuxアプリで、
ChromeOSの日本語入力は使えないんだよね

...なので、Linux環境には
別途、日本語入力環境をセットアップする必要がある

  1. 日本語フォントおよび日本語化パッケージのインストール
    以下の$以降をLinuxターミナルにコピペしてEnter⏎
    途中で[Y/n]と表示が出たら「y」を入力しEnter⏎

    $ sudo apt install task-japanese fonts-noto-cjk ⏎

  2. ロケールの確認
    以下の$以降をLinuxターミナルにコピペしてEnter⏎
    途中で[Y/n]と表示が出たら「y」を入力しEnter⏎

    $ sudo dpkg-reconfigure locales ⏎

  3. 十字キーで下にスクロールしていき「ja_JP.UTF-8 UTF-8」を選択し、スペースキーで[ ]内を★にし、「OK」が選択されていることを確認し、Enter⏎

  4. 十字キーで下にスクロールしていき「ja_JP.UTF-8」を選択し、スペースキーで[ ]内を★にし、「OK」が選択されていることを確認し、Enter⏎

  5. ロケール設定完了
    以下の$以降をLinuxターミナルにコピペしてEnter⏎
    途中で[Y/n]と表示が出たら「y」を入力しEnter⏎

    $ sudo localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8 LANGUAGE="ja_JP:ja" source /etc/default/locale ⏎

  6. 日本語入力fcitx-mozcのインストールと自動起動設定
    以下の$以降をLinuxターミナルにコピペしてEnter⏎
    途中で[Y/n]と表示が出たら「y」を入力しEnter⏎

    $ sudo apt install fcitx-mozc ⏎
    $ echo "/usr/bin/fcitx-autostart" >> ~/.sommelierrc ⏎

これでようやく
アプリをインストールできる
ε-(;ーωーA フゥ

オレ的によく使うオススメのアプリを
インストール手順を交えてご紹介(笑)

ビットマップ画像編集・加工ソフトウェア

超高額なAdobeのPhotoshopの代替
めっちゃ高機能なのに
無料で使えるシロモノ(笑)

[インストール]

以下の$以降をLinuxターミナルにコピペしてEnter⏎
途中で[Y/n]と表示が出たら「y」を入力しEnter⏎

$ sudo apt install gimp ⏎

ベクター画像編集ソフトウェア

こちらも超高額で有名な
AdobeのIllustratorの代替
こちらもメッチャ高機能なのに無料(笑)

[インストール]

以下の$以降をLinuxターミナルにコピペしてEnter⏎
途中で[Y/n]と表示が出たら「y」を入力しEnter⏎

$ sudo apt install inkspace ⏎

Raw現像ソフトウェア

SILKYPIXやカメラメーカー純正ソフトに
負けず劣らず高機能なのに無料(笑)

[インストール]

以下の$以降をLinuxターミナルにコピペしてEnter⏎
途中で[Y/n]と表示が出たら「y」を入力しEnter⏎

$ sudo apt install rawtherapee ⏎

動画編集ソフトウェア

動画の切り出しや結合、音楽ファイルの合成、
画像ファイルを組み合わせたフォトムービーの作成など
基本的な編集が簡単にできる
コチラも無料(笑)

[インストール]

以下の$以降をLinuxターミナルにコピペしてEnter⏎
途中で[Y/n]と表示が出たら「y」を入力しEnter⏎

$ sudo cp /etc/apt/sources.list sources.list 

$ sudo echo deb https://deb.debian.org/debian bullseye main  | sudo tee -a /etc/apt/sources.list 

$ sudo apt update 

$ sudo apt install shotcut 

$ sudo mv sources.list /etc/apt/sources.list 

$ sudo apt update ⏎

ソースコードエディタ

オレとしたことが...
Windows嫌いと言っときながら
Microsoft製品を紹介することになるとは(汗)

でもね、数あるエディタの中で、
有志による開発が最も進んでいるもんだから、
機能や使い勝手が
他の類似品より頭1つも2つも抜け出てるんだよね...(苦笑)

もちろん無料

[インストール]

  1. ダウンロードページ(https://code.visualstudio.com/)へアクセスし、「.deb」ボタンをクリックすると、「.deb」の拡張子の付いてインストールファイルのダウンロード開始
  2. ダウンロードした「.deb」ファイルをダブルクリックでインストール開始


Flutter開発キット

AndroidやiOS、WindowsやmacOS、
Linuxやブラウザなどの
マルチプラットフォームで共通で使える
アプリケーションを
1つのコードで開発できるシロモノ

無料

[インストール]

  1. ダウンロードページ(https://docs.flutter.dev/get-started/install)へアクセスし、「Chrome OS」ボタンをクリック
  2. 「flutter_linux_○○○○○.tar.xz」ボタンをクリック(※ ○○○○○ の部分はバージョンによって異なる)すると、「.tar.xz」の拡張子の付いたインストールファイルのダウンロード開始
  3. 「flutter_linux_○○○○○.tar.xz」を「ダウンロード」フォルダから「マイファイル」へ移動(コピペでOK)
  4. 以下のコマンドを実行

以下の$以降をLinuxターミナルにコピペしてEnter⏎
途中で[Y/n]と表示が出たら「y」を入力しEnter⏎

$ cd ~/development ⏎

$ tar xf ~/Downloads/flutter_linux_○○○○○.tar.xz ⏎

$ git clone https://github.com/flutter/flutter.git ⏎

$ git clone https://github.com/flutter/flutter.git -b stable ⏎

$ export PATH="$PATH:`pwd`/flutter/bin" ⏎

$ flutter precache ⏎

Androidアプリケーション統合開発環境(IDE)

こちらはAndroidアプリのみを開発するためのIDE
前述のFlutterを使うために必要

無料

[インストール]

  1. ダウンロードページ(https://developer.android.com/studio)へアクセスし、「Download Android Studio」ボタンをクリック
  2. 英語の規約が表示されるので、一番下までスクロールして「Download Android Studio ○○○○○ for Chrome OS」ボタンをクリック(※ ○○○○○ の部分はバージョンによって異なる)すると、「.deb」の拡張子の付いたインストールファイルのダウンロード開始
  3. ダウンロードした「.deb」ファイルをダブルクリックでインストール開始

地理情報システム(GIS)編集

地図上に、様々な情報(データ)を重ね合わせ、
可視化しやすくして、
分析や迅速な判断を可能にできる

主に災害や防災情報なんかの地図作成に使われる

無料

[インストール]

以下の$以降をLinuxターミナルにコピペしてEnter⏎
途中で[Y/n]と表示が出たら「y」を入力しEnter⏎

$ sudo apt install gnupg software-properties-common ⏎

$ wget -qO - https://qgis.org/downloads/qgis-2020.gpg.key | sudo gpg --no-default-keyring --keyring gnupg-ring:/etc/apt/trusted.gpg.d/qgis-archive.gpg --import
sudo chmod a+r /etc/apt/trusted.gpg.d/qgis-archive.gpg ⏎

$ sudo add-apt-repository "deb https://qgis.org/debian `lsb_release -c -s` main" ⏎

$ sudo apt update ⏎

$ sudo apt install qgis qgis-plugin-grass ⏎


2D CAD

設計図面を作成するツール

CADって建築や製造業の専門家が使うためのもので、
結構、操作も特殊で、素人にはとっつきにくいんだけど、
このLibreCADは、画像編集ソフトのようなUIで
操作がわかりやすい

[インストール]

以下の$以降をLinuxターミナルにコピペしてEnter⏎
途中で[Y/n]と表示が出たら「y」を入力しEnter⏎

$ sudo apt install librecad ⏎


ソフトウェアマネージャ

前述したソフトウェアたちは
ChromebookのLinuxにインストールする際
CUIでコマンドを打ち込んでいたよね
ちょっと難しかった?

オレ的には、
プログラマーにでもなった気分になるから
好きなんだけどね(笑)

Linuxを一般にも普及させるためには、
コマンド(CUI)なんか使わずとも
ソフトウェアを簡単にGUIからインストールできる
アプリストア的なものは必須だよね

ちょっと重たいのが難点だけど
開発は進んでいるようなので
今後、改善されることを期待(笑)

[インストール]

以下の$以降をLinuxターミナルにコピペしてEnter⏎
途中で[Y/n]と表示が出たら「y」を入力しEnter⏎

$ sudo apt install flatpak ⏎

$ flatpak --user remote-add --if-not-exists flathub https://flathub.org/repo/flathub.flatpakrepo⏎

あとは、
インストールしたいアプリを選択して
アプリのページで「INSTALL」をクリック

...と思いきや、
なんやわけわからん
「.flatpakref」なる拡張子のファイルが
ダウンロードされる???

さらにアプリのページの下の方に
インストールコマンドが...

要はコマンド打てと...
前述したaptコマンドでインストールするのか?
flatpakコマンドでインストールするのか?
あなた次第...ってことね(苦笑)