何を信じて食材を買うか?

2011年7月13日水曜日

時事ネタ

セシウム汚染牛肉 千歳の飲食店が提供、一部消費

北海道新聞より
福島県南相馬市の農家が出荷した肉用牛11頭から放射性セシウムが検出された問題で、道は12日、記者会見を行い、この農家が同じ飼料を与えていた別の6頭の加工肉の一部が、千歳市内の飲食店1店で販売されていたことを明らかにした。既に一部の肉が焼き肉などとして客に提供されたが、道は「食べてもただちに健康に影響が出るレベルではない」としている。

道によると、この飲食店は4日に東京都内の卸業者から牛肉6・65キロを購入。約2キロ分を焼き肉の「和牛カルビ」と「並カルビ」として客に販売、すべて消費された。約1キロは煮込み料理にして販売したが、一部は売れ残った。残りは脂身だったため廃棄した。

この店と同じ牛の肉は静岡市内にも流通し、同市保健所の調査では、暫定基準値の約4倍の1キロ当たり1998ベクレルを検出した。千歳の飲食店で肉を食べ、不安がある場合は健康安全局((電)011・204・5261)で問い合わせに応じる。
行政が屋内の餌だけ与えるよう指導していたにも関わらず、
この牛の生産者は餌が不足していたため、屋外のワラも与えていた
この稲ワラから基準値の60倍の放射性セシウムが検出されたそうです
出荷検査では外側を計測して「安全」として出荷したらしい
エサによる内部被爆まではわからなかったとのこと

こんな形で放射能被害が拡大するとは・・・
しかも私の生まれ故郷・・・
友人や親戚がたくさん住んでおります
誰も口にしてなければ良いのですが・・・
この焼肉店に行っていないことを祈ります

専門家や国、自治体は声を揃えて
「"直ちに"健康に影響は出ない」と言っていますが、
"直ちに"は出ないが、「この先時間の経過と共に出るかもしれない…」
と、言っているように聞こえるのは私だけでしょうか?

風評に惑わされないよう、
極力、産地を気にせず食材を購入しておりましたが、
こうも見事に検査をすり抜けてしまうと、何を信じて買えばいいのやら・・・