移転してもうすぐ1年...
装置群をマメに管理しているおかげで、
透析液の品質は良好を維持(笑)
エンドトキシン(ET)および生菌数共に
検出されたことがない
毎日の消毒もさることながら、
週1回、ROタンク以降 + 溶解装置&供給装置の
未消毒部分(RO水配管との分岐部...透析用水の取水部)の消毒、
さらに月1回、RO膜の集水管も消毒しているからね
(いずれも過酢酸のみ)
透析用水(RO水)は、ET&生菌のみならず
TOC(全有機炭素)もモニタリングしているんだけど、
ご覧の通り
NF膜後で3~4μS/cm程度
RO膜後は、おおよそ2.0μS/cm以下
(温度補正はしておりません)
優秀だね(笑)
ここ北海道は旭川の水は特に綺麗で
水道水を飲料水としてペットボトルで販売しているほど...
この水道水を原水として使用しているんだから、
当然の結果かもね(笑)
...で、TOCはバラつきがあるものの一桁~50ppb程度で推移
透析液清浄化ガイドラインでは、500ppb未満
日本薬局方で推奨される「製薬用水」の処置基準値が
導電率(温度非補償方式)で、25~30℃で1.3~1.4μS/cm
TOCは300ppb以下(いずれもオンライン測定)
これらに近い値を維持しているので、かなり優秀(笑)
...で、当院のオンラインTOC計がこちら
ハック(HACH)ウルトラのTOC600
こいつをROタンク出口~UF膜前にかませて、
オンラインで連続測定
コントローラー兼モニタと共に
RO装置の上に載っけてるけど、
測定値は、RO装置のディスプレイにも表示されるので
使いにくくはないですよ~
...で、このTOC計はRO装置のオプションで、
当初は別な機種が付く予定だったけど、
導入直前に、メーカーさんが、
こちらを強くプッシュしてきたので、
言われるがままに購入した次第(苦笑)
分解力そのものが弱く、
懸濁物などの粒子性有機体炭素の回収率は著しく低い
一方、このTOC600は、
ストップ&フロー方式(部分採取して酸化するまで紫外線照射)なので、
完全酸化するという代物
もうすぐ1年経過なので、
UVランプの交換時期なんだけど、
測定値は安定している印象
UV照射力が減衰しても、
UV照射時間を自動的に延長して
完全酸化するまで酸化分解を実行することが可能なためなそうな
今更だけど、良い買い物をしたな(笑)
装置群をマメに管理しているおかげで、
透析液の品質は良好を維持(笑)
エンドトキシン(ET)および生菌数共に
検出されたことがない
毎日の消毒もさることながら、
週1回、ROタンク以降 + 溶解装置&供給装置の
未消毒部分(RO水配管との分岐部...透析用水の取水部)の消毒、
さらに月1回、RO膜の集水管も消毒しているからね
(いずれも過酢酸のみ)
透析用水(RO水)は、ET&生菌のみならず
TOC(全有機炭素)もモニタリングしているんだけど、
ご覧の通り
9/6 誤ったグラフを掲載していたので差し替えました(汗) |
うちのRO装置、軟水化装置レスで、
NF膜とRO膜との2重ろ過方式(+UF膜も)
透過水伝導度(電気伝導度)は、NF膜後で3~4μS/cm程度
RO膜後は、おおよそ2.0μS/cm以下
(温度補正はしておりません)
優秀だね(笑)
ここ北海道は旭川の水は特に綺麗で
水道水を飲料水としてペットボトルで販売しているほど...
この水道水を原水として使用しているんだから、
当然の結果かもね(笑)
...で、TOCはバラつきがあるものの一桁~50ppb程度で推移
透析液清浄化ガイドラインでは、500ppb未満
日本薬局方で推奨される「製薬用水」の処置基準値が
導電率(温度非補償方式)で、25~30℃で1.3~1.4μS/cm
TOCは300ppb以下(いずれもオンライン測定)
これらに近い値を維持しているので、かなり優秀(笑)
...で、当院のオンラインTOC計がこちら
ハック(HACH)ウルトラのTOC600
こいつをROタンク出口~UF膜前にかませて、
オンラインで連続測定
コントローラー兼モニタと共に
RO装置の上に載っけてるけど、
測定値は、RO装置のディスプレイにも表示されるので
使いにくくはないですよ~
...で、このTOC計はRO装置のオプションで、
当初は別な機種が付く予定だったけど、
導入直前に、メーカーさんが、
こちらを強くプッシュしてきたので、
言われるがままに購入した次第(苦笑)
双方とも同じ紫外線で試料を酸化させる方式なんだけど、
一般的には流通型(流しっぱなし)で酸化させるんで分解力そのものが弱く、
懸濁物などの粒子性有機体炭素の回収率は著しく低い
一方、このTOC600は、
ストップ&フロー方式(部分採取して酸化するまで紫外線照射)なので、
完全酸化するという代物
もうすぐ1年経過なので、
UVランプの交換時期なんだけど、
測定値は安定している印象
UV照射力が減衰しても、
UV照射時間を自動的に延長して
完全酸化するまで酸化分解を実行することが可能なためなそうな
今更だけど、良い買い物をしたな(笑)
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