来春の診療報酬改訂に向け、
中医協での議論が活発化してきた様子
ちょっと古いネタだけど
11月12日に行われた
「平成25年度第1回診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会」に提出された
関連団体からの要望書を眺めていて、
臨床工学技士に関係ありそうな部分を抜粋してみた
過不足や誤りがありましたらご指摘ください(汗)
ペースメーカー関連は、
人件費増加を理由に軒並みかなりの増点を要望してますな(苦笑)
透析関連では、噂通り透析液水質確保加算1は
消えることは確実かな?
オンラインHDFも普及させたいんなら、
もう少し高い点数を獲得してほしいもの
通常のHD(人工腎臓)は、いつもの改訂より減額されるとか、
ダイアライザーの機能分類も
大幅に見直し(Ⅰ型、Ⅱ型、S型?)されるという噂もあるよね
在宅人工呼吸器の保守管理料は是非、実現して欲しいものですね
中医協での議論が活発化してきた様子
ちょっと古いネタだけど
11月12日に行われた
「平成25年度第1回診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会」に提出された
関連団体からの要望書を眺めていて、
臨床工学技士に関係ありそうな部分を抜粋してみた
【申請団体】日本アフェレシス学会(共同提案:日本小児腎臓病学会)
【提案内容】血漿交換療法(増点)
【現行】4,200点→【要望】5,000点
【申請団体】日本アフェレシス学会
【提案内容】血漿交換療法(算定要件の見直し)
現在、血漿交換療法の適応疾患となっている閉塞性動脈硬化症について、算定上の留意点イ)に文言を追加する。
【現行】薬物療法で血中総コレステロール値220mg/dL以上又は、LDLコレステロール値140mg/dL以下に下がらない高コレステロール血症の者→【要望】薬物療法で血中総コレステロール値220mg/dL以上又は、LDLコレステロール値140mg/dL以下に下がらな
い高コレステロール血症の者、ただしフォンテイン分類III度以上の患者においてはこの限りではない
【申請団体】日本急性血液浄化学会(共同提案:日本透析医学会)
【提案内容】持続緩徐式血液濾過(適応拡大)
持続緩徐式保険の敗血症治療への保険収載
【申請団体】日本腎臓学会(共同提案:日本アフェレシス学会、日本透析医学会)
【提案内容】血漿交換療法(適応拡大)
自己抗体ANCAによる急速進行性糸球体腎炎に対する血漿交換療法への保険収載
【申請団体】日本腎臓学会(共同提案:日本アフェレシス学会、日本透析医学会)
【提案内容】血漿交換療法(適応拡大)
抗GBM自己抗体による急速進行性糸球体腎炎に対する血漿交換療法への保険収載
【申請団体】日本透析医学会
【提案内容】慢性維持透析濾過(複雑なもの)を行った場合(増点)
【現行】2,255点→【要望】2,355点
【減点や削除が可能と考えられる医療技術】透析液水質確保加算1
【申請団体】日本透析医学会
【提案内容】人工腎臓(算定要件の見直し)
【現行】持続緩徐式血液濾過の実施回数と併せて1月に14回に限る→【要望】16回に限る
【減点や削除が可能と考えられる医療技術】透析液水質確保加算1
【申請団体】日本臨床検査医学会
【提案内容】慢性維持透析患者外来医学管理料(包括算定対象の見直し)
グリコアルブミンの同管理料(包括点数)より削除
削除に伴い【現行】2,305点→【要望】2,304点
【申請団体】日本呼吸ケア・リハビリテーション学会(共同提案:日本神経学会、日本神経治療学会、日本心臓リハビリ
テーション学会、日本呼吸器学会)
【提案内容】在宅人工呼吸療法(人工呼吸器)保守管理料
在宅人工呼吸療法における人工呼吸器の保守管理を臨床工学技士によって実施する
748点(訪問1回につき)現在の在宅医療での訪問看護指導料(看護師:555点/655点)、訪問リハビリテーション料(300点/1単位)などを参考に、
人工呼吸器加算(7,480点)の約10%とした。
【申請団体】日本集中治療医学会
【提案内容】特定集中治療室管理料3(新設)
「より高度な集中治療を提供できる設備」、「特定集中治療に精通した診療体制(医師・看護師・臨床工学技士を含む)」、「より重症度の高い入室患者」の3要件を基に従来の1および2と差別化し15,500点
【申請団体】日本集中治療医学会
【提案内容】人工呼吸 5時間を超えた場合(1日につき)(増点)
実施場所を特定集中治療室とそれ以外に分け、特定集中治療室で実施したものについて点数の見直し(増点)
【現行】819点→【要望】1,600点
【申請団体】日本磁気共鳴医学会 (一般社団法人)
【提案内容】MR対応ペースメーカー患者のMR撮像における安全加算(新設)
検査前の循環器科医による診察および臨床工学士による調整
検査後の臨床工学士による調節と循環器科医による診察が必要となるため、通常のMRIと比較して、人員を要するので安全加算として360点を新設要望
【申請団体】日本不整脈学会 (共同提案:日本循環器学会)
【提案内容】両室ペーシング機能付き植え込み型除細動器移植術(増点)
本手術は13年以上の経験ある不整脈専門医と2名の助手医師、看護師、臨床工学士、放射線技師の協力が必須である。外保連試案に基づき人件費と労働時間から算出すると、少なくともICD,CRTP植え込み手術よりも高い点数に設定すべきである。
【現行】21,000点→【要望】74,150点
【申請団体】日本不整脈学会 (共同提案:日本循環器学会)
【提案内容】両室ペーシング機能付き植込み型除細動器(CRTD)交換術(増点)
交換を的確に行うには指導医と補佐の医師、看護師、プログラマーを担当する臨床工学士など複数の人員を要
し、人件費などを含めた外保連試案(2014年)での診療報酬は現行では低すぎると判断される。
【現行】6,000点→【要望】29,720点
【申請団体】日本不整脈学会
【提案内容】植込型除細動デバイス指導管理料(新設)
現行の心臓ペースメーカー指導管理料は別に設ける
【申請団体】日本不整脈学会
【提案内容】遠隔モニタリングによる植え込み型医療器具の指導管理料
ペースメーカー550点
その他のデバイス1,100点
【申請団体】日本不整脈学会
【提案内容】ペースメーカー電池交換術(増点)
【現行】4,000点→【要望】11,856点
【申請団体】日本不整脈学会
【提案内容】埋込み型除細動器移植術(増点)
【現行】31,510点→【要望】51,449点
【申請団体】日本不整脈学会
【提案内容】埋込型除細動器交換術(増点)
【現行】6,000点→【要望】32,124点
【申請団体】日本不整脈学会
【提案内容】両室ペースメーカー植え込み術(増点)
【現行】31.510点を→【要望】46.330点
【申請団体】日本不整脈学会
【提案内容】両心室ペースメーカ交換術(増点)
【現行】5,000点を→【要望】16,146点
【申請団体】日本不整脈学会
【提案内容】植込み型除細動器移植術及び両心室ペースメーカー植込み術(小児施設基準の見直し)
現行の植込み型除細動器移植術及び両心室ペースメーカーの施設認定基準では、小児病院やこども病院
など循環器内科の併設していない小児施設では、この施設基準を満たすのは困難(別途基準案提示)
掻い摘んでまとめてみたので【提案内容】血漿交換療法(増点)
【現行】4,200点→【要望】5,000点
【申請団体】日本アフェレシス学会
【提案内容】血漿交換療法(算定要件の見直し)
現在、血漿交換療法の適応疾患となっている閉塞性動脈硬化症について、算定上の留意点イ)に文言を追加する。
【現行】薬物療法で血中総コレステロール値220mg/dL以上又は、LDLコレステロール値140mg/dL以下に下がらない高コレステロール血症の者→【要望】薬物療法で血中総コレステロール値220mg/dL以上又は、LDLコレステロール値140mg/dL以下に下がらな
い高コレステロール血症の者、ただしフォンテイン分類III度以上の患者においてはこの限りではない
【申請団体】日本急性血液浄化学会(共同提案:日本透析医学会)
【提案内容】持続緩徐式血液濾過(適応拡大)
持続緩徐式保険の敗血症治療への保険収載
【申請団体】日本腎臓学会(共同提案:日本アフェレシス学会、日本透析医学会)
【提案内容】血漿交換療法(適応拡大)
自己抗体ANCAによる急速進行性糸球体腎炎に対する血漿交換療法への保険収載
【申請団体】日本腎臓学会(共同提案:日本アフェレシス学会、日本透析医学会)
【提案内容】血漿交換療法(適応拡大)
抗GBM自己抗体による急速進行性糸球体腎炎に対する血漿交換療法への保険収載
【申請団体】日本透析医学会
【提案内容】慢性維持透析濾過(複雑なもの)を行った場合(増点)
【現行】2,255点→【要望】2,355点
【減点や削除が可能と考えられる医療技術】透析液水質確保加算1
【申請団体】日本透析医学会
【提案内容】人工腎臓(算定要件の見直し)
【現行】持続緩徐式血液濾過の実施回数と併せて1月に14回に限る→【要望】16回に限る
【減点や削除が可能と考えられる医療技術】透析液水質確保加算1
【申請団体】日本臨床検査医学会
【提案内容】慢性維持透析患者外来医学管理料(包括算定対象の見直し)
グリコアルブミンの同管理料(包括点数)より削除
削除に伴い【現行】2,305点→【要望】2,304点
【申請団体】日本呼吸ケア・リハビリテーション学会(共同提案:日本神経学会、日本神経治療学会、日本心臓リハビリ
テーション学会、日本呼吸器学会)
【提案内容】在宅人工呼吸療法(人工呼吸器)保守管理料
在宅人工呼吸療法における人工呼吸器の保守管理を臨床工学技士によって実施する
748点(訪問1回につき)現在の在宅医療での訪問看護指導料(看護師:555点/655点)、訪問リハビリテーション料(300点/1単位)などを参考に、
人工呼吸器加算(7,480点)の約10%とした。
【申請団体】日本集中治療医学会
【提案内容】特定集中治療室管理料3(新設)
「より高度な集中治療を提供できる設備」、「特定集中治療に精通した診療体制(医師・看護師・臨床工学技士を含む)」、「より重症度の高い入室患者」の3要件を基に従来の1および2と差別化し15,500点
【申請団体】日本集中治療医学会
【提案内容】人工呼吸 5時間を超えた場合(1日につき)(増点)
実施場所を特定集中治療室とそれ以外に分け、特定集中治療室で実施したものについて点数の見直し(増点)
【現行】819点→【要望】1,600点
【申請団体】日本磁気共鳴医学会 (一般社団法人)
【提案内容】MR対応ペースメーカー患者のMR撮像における安全加算(新設)
検査前の循環器科医による診察および臨床工学士による調整
検査後の臨床工学士による調節と循環器科医による診察が必要となるため、通常のMRIと比較して、人員を要するので安全加算として360点を新設要望
【申請団体】日本不整脈学会 (共同提案:日本循環器学会)
【提案内容】両室ペーシング機能付き植え込み型除細動器移植術(増点)
本手術は13年以上の経験ある不整脈専門医と2名の助手医師、看護師、臨床工学士、放射線技師の協力が必須である。外保連試案に基づき人件費と労働時間から算出すると、少なくともICD,CRTP植え込み手術よりも高い点数に設定すべきである。
【現行】21,000点→【要望】74,150点
【申請団体】日本不整脈学会 (共同提案:日本循環器学会)
【提案内容】両室ペーシング機能付き植込み型除細動器(CRTD)交換術(増点)
交換を的確に行うには指導医と補佐の医師、看護師、プログラマーを担当する臨床工学士など複数の人員を要
し、人件費などを含めた外保連試案(2014年)での診療報酬は現行では低すぎると判断される。
【現行】6,000点→【要望】29,720点
【申請団体】日本不整脈学会
【提案内容】植込型除細動デバイス指導管理料(新設)
現行の心臓ペースメーカー指導管理料は別に設ける
【申請団体】日本不整脈学会
【提案内容】遠隔モニタリングによる植え込み型医療器具の指導管理料
ペースメーカー550点
その他のデバイス1,100点
【申請団体】日本不整脈学会
【提案内容】ペースメーカー電池交換術(増点)
【現行】4,000点→【要望】11,856点
【申請団体】日本不整脈学会
【提案内容】埋込み型除細動器移植術(増点)
【現行】31,510点→【要望】51,449点
【申請団体】日本不整脈学会
【提案内容】埋込型除細動器交換術(増点)
【現行】6,000点→【要望】32,124点
【申請団体】日本不整脈学会
【提案内容】両室ペースメーカー植え込み術(増点)
【現行】31.510点を→【要望】46.330点
【申請団体】日本不整脈学会
【提案内容】両心室ペースメーカ交換術(増点)
【現行】5,000点を→【要望】16,146点
【申請団体】日本不整脈学会
【提案内容】植込み型除細動器移植術及び両心室ペースメーカー植込み術(小児施設基準の見直し)
現行の植込み型除細動器移植術及び両心室ペースメーカーの施設認定基準では、小児病院やこども病院
など循環器内科の併設していない小児施設では、この施設基準を満たすのは困難(別途基準案提示)
過不足や誤りがありましたらご指摘ください(汗)
ペースメーカー関連は、
人件費増加を理由に軒並みかなりの増点を要望してますな(苦笑)
透析関連では、噂通り透析液水質確保加算1は
消えることは確実かな?
オンラインHDFも普及させたいんなら、
もう少し高い点数を獲得してほしいもの
通常のHD(人工腎臓)は、いつもの改訂より減額されるとか、
ダイアライザーの機能分類も
大幅に見直し(Ⅰ型、Ⅱ型、S型?)されるという噂もあるよね
在宅人工呼吸器の保守管理料は是非、実現して欲しいものですね
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