2016年12月12日月曜日

JHATに登録申請してみた

なんだか最近、大きな地震とスーパームーンとの関係が
やたらとネットで取りざたされているね

予知を研究することは悪いことじゃないと思うけど、
100%予知が不可能なんだから、
ガセネタも含め、あまり大騒ぎする前に、
発生後の行動や対応の議論を深めてほしいところ

この職業に就いてから、経験した(というか見聞きした)
主な大規模災害といえば
北海道南西沖地震に始まり、
阪神・淡路大震災有珠山噴火新潟県中越地震
東日本大震災熊本地震...

北海道南西沖地震の発生時は、
震源地の奥尻島沖より
直線距離でおよそ200kmの施設で、
夜間透析業務に勤しんでいる時で
ちょうど透析終了後に帰られようとしていた患者さんと
立ち話中に震度4の揺れが襲来!?
(体感ではもっと揺れていたような...汗)
すぐ傍の高さ2m以上もあるスチール製の書庫が倒れてきて、
咄嗟に患者さんと2人で支えてたっけ(苦笑)

イメージ(苦笑)
有珠山噴火の際は、
地元から離れて、この有珠山近くの自治体病院へ転職
これを期に、うちのカミさんと結婚した年でもある
新婚旅行先からの帰路、
地元経由で、今まさに新居に向かう途中に噴火!?
地元方面は、有珠山の風下だったため、
噴煙が轟々と流れる中、恐ろしい思いをしながら運転
途中、パトカーに先導される始末(汗)

新居のある自治体は、火口から風上だったため、
噴煙の被害はなかったけど、
夜通し、地面より突き上げる震動で、一睡もできず...

新婚早々、うちのカミさんがパニくっちゃって、
なぜか「懐中電灯!懐中電灯!」と騒いでたっけ(苦笑)

...で、この時の転職の理由が、
この自治体病院で透析室を開設するということだったんだけど、
噴火の影響で、半年以上先送りに...

その間、特に臨床工学技士業務もなかったので、
避難所や公立温泉で手伝いをさせられたっけ(苦笑)
透析施設は未開設だったので、
当然、避難した透析患者さんの受入れなんかはしてなかったしね

この時の病院事務長(女性)が、
当時なんかの大臣で、避難所を視察に訪れた田中真紀子に
対応が遅い!もっと支援しろ!と
食って掛かっていたのを今でも忘れない(苦笑)

他の震災の際は、直接被害は被ってないけど、
夜通しテレビにかじりついて、仕事が手につかなかったっけ...

災害医療が話題にのぼる度、
何かできることはないか?と、いろいろと模索はするものの、
結局は募金くらいしかできなかったっけ...

一医療者として、何かできなかったのかなぁ
...と、考えてはみるものの、
災害派遣医療チーム(DMAT)の隊員になれるわけでもないので、
指をくわえてみているしかないのかな?

.最近、ともにゃんさんのブログ
JHAT隊員の募集という記事を見かけた

JHAT=日本災害時透析医療協働支援チームのことね

日本血液浄化技術学会のWebページでも告知されとった
活動要綱など詳細はこちら
主な活動内容としては、

  • 透析医療災害対策の普及
  • 被災地および周辺地域の調査・情報収集
  • 支援物資供給センターの設置および運営
  • 透析医療支援ボランティアの派遣
  • 透析医療施設の復旧や透析医療従事者の支援
  • 災害時支援活動に必要な教育、研修の実施

...となっている

...で、実際に災害が発生した際の活動は、
情報収集に始まり、
まずは近隣都道府県の隊員を派遣し、支援とともに状況把握、
長期化する場合は広域(全国)の隊員に派遣要請となる

隊員資格は、
「透析医療に従事している、または従事した経歴を有する看護師及び臨床工学技士で、予めJHAT名簿に登録し、所定の講習を受けた者とする」
...とのこと

登録要件としては、

  • 透析医療の実務経験年数が通算5年以上
  • 登録に関する所属長の承諾
  • 医療活動中の補償のために責任賠償保険に加入、
  • JHAT隊員育成のための研修を受講、5年毎に参加証明書をJHAT本部に届け出る

この「所定の講習(研修)」は、
実際は登録後に受講することになるそうな
(情報いただきました事務局様、ありがとうございました)

これなら、オレでも役立てそうだな

院長に相談したら、あっさりOKもらえたんで
早速、登録手続きをしてみた

登録用紙はこちら
記入・捺印した書類は、
とりあえずは、スキャン後にPDFなどに変換して、
事務局にメールしてほしいとのこと

災害時の支援(ボランティア)活動は基本自己完結型

東日本大震災熊本地震では、
観光気分で来るモンスターボランティアが話題となっとったが、
被災地(者)に余計な負担をかけないよう、
移動の足や寝食は、自分で何とかせねばならん

(参考)被災地で迷惑ボランティアにならない為に知っておく事とは?

以前、何度か、離島支援として、
技士不在の施設へ単独派遣され、
透析を廻したことあるけど、
災害支援の経験はない

生半可な気持ちじゃできないことだよね
選ばれた際には、心してかかるとします

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