2018年6月13日水曜日

なぜ廃れた?push/pull HDF[言いたい放題]

オンライン補充液を使ったHDF療法は、
近年、I-HDFが盛りあがってるね
東都三軒茶屋クリニックのWebページより拝借(汗)
I-HDFの臨床効果について、
様々な報告が上がっているけど、
I-HDFがオンラインHDF(OHDF)以上の
効果があるという報告って聞いたことがない...
(もしかしてオレだけ?)

だったら、OHDFでよくね?

I-HDFがOHDFより有利な点って、
補液回路が不要だったり、
補充液となる透析液の使用量削減などの
コスト面くらいしか思いつかないな...
オレの勝手な主観だけどね(苦笑)

効果が同等なら、
コストの低い方が良いとは思うけどさ...
実際のとこどうなの?

逆濾過による透析膜の洗浄効果
 (膜の目詰まり, ファウリングの抑制) により
溶質除去効果の向上が期待...なんて謳っているけど、
I-HDFをOHDFとガチで比較した報告ってなくね?

日機装の現行装置だと、
逆濾過ができる機能がないから、
補液回路を使って血液回路に、
連続的に補液していた(OHDF)ものを、
間歇的に行って、I-HDFですよ〜と言ってるが、
これってどうよ?
(逆濾過方式を開発中とのことだが...)

だったら日機装お得意の複式ポンプで、
一時期注目を集めた、
Push/Pull HDF(P/P HDF)で良くね?
透析百科より拝借(汗)
正濾過⇔逆濾過の切替え周期は、
I-HDF(基本30分/回?200mL/回?)よりも
P/P HDFの方が遥かに短くて多い

複式ポンプのシリンダ容量にもよるけど、
PP-01(下記画像)では、
0.8 秒程度pull 相に 16.7 ml の濾過が生じ、
続いて 0.7 秒のpush相にほぼ同量の逆濾過が生じ、
4時間で80L以上の置換が可能
(透析百科、Yanの透析診療所より)

透析膜の洗浄効果や、置換液量を取り上げるなら、
P/P HDFの方が断然優位...と思うんだけどな?

診療報酬にオンラインHDFが掲載され、
正式に治療として認可されるようになってから、
P/P HDFの報告って、
ほとんど耳にしなくなったね(元々少なかったけど:苦笑)
Yanの透析診療所より拝借(汗)
診療報酬上のオンラインHDFは、
認可された「血液透析濾過器」と「専用透析装置の使用」の使用と
「透析液水質基準」の三要件を満たさなければならないから、
専用装置が開発されていないP/P HDFは、
オンラインHDFとして請求できない?
(従来は外付けの装置が必要だったし)

だったら開発しておくれよ!

複式ポンプをもう一台、
密閉系回路内に追加すれば良いだけだから
今の技術力なら簡単に作れそうなものだけどな!?

P/P HDFが認可されず、
廃れてしまったのは、
日機装の怠慢だと思ってるのって
オレだけ?(苦笑)

2 件のコメント:

  1. やっぱり大企業さんは、今更、斜陽産業に傾注しないってことですかね。ダイアライザ製造から撤退する企業もあるし。町工場レベルでも作れそうな気もしますが、そこは医療機器ですから規制が厳しくて参入できないから、なかなか難しいですね。

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    1. 規制もそうですが、認可取得に莫大な労力と時間と金がかかりますから、メーカーが躊躇するのも理解できなくはないですが、ニプロのような総合商社ではないのですから、専門メーカーとしてのプライドと意地で後追いではなく差別化を図らねば、生き残りが難しいのではないかと思った次第です(苦笑)

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