2017年12月8日金曜日

今日の中医協:叩かれる予感の透析医療(汗)

今年10月頃にこんな↓報道が飛び込んできて、
透析の医療従事者達は戦々恐々としたのでは?(汗)

過剰な透析、報酬引き下げ 厚労省、18年度改定で

掻い摘んで説明すると...

民間議員などという、正体不明の連中が、
「一部の透析施設が過剰な治療で利益を上げている」
等と騒ぎ立てたおかげで、
政府がそれに応じて、
透析の診療報酬の適正化に乗り出すことになった

...ってこと(苦笑)

...で、来春の診療報酬改定で
激論交わされている中央社会保険医療協議会(中医協)にて、
いよいよ透析の話題が登場!?
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12404000-Hokenkyoku-Iryouka/0000187304.pdf

【課題】
<透析医療の現状>
  • 透析患者は年々増加している。
  • 腎代替療法に至らないよう、重症化予防や生活習慣の改善を促す取組みを進める必要がある。
  • 日本は諸外国と比較して、腎代替療法に占める血液透析の割合が高い一方で、腹膜透析や腎移植の割合が少ない。
  • 腹膜透析は血液透析と比較して、生活の制約や食事・飲水の制限が少ない。

<透析医療に係る診療報酬上の評価>
  • これまで、医療技術の進歩を踏まえ、透析医療にかかる診療報酬についても累次の改定で対応してきた。
  • 同時に、ダイアライザー(透析膜)の市場実勢価格に基づく保険償還価格の見直しや、透析の際に使用する薬剤(エリスロポエチン)の包括化を行うなど、適正化を実施してき。
  • 透析に係る診療報酬は、施設の規模等によらず一定の評価である一方で、施設によって規模等はさまざまである。
  • 処置にかかる診療報酬が包括されている入院料においては、人工腎臓(血液透析)は包括外である一方で、腹膜灌流(腹膜透析)は包括であり、取扱いが異なっている。
  • 血行動態の不安定な患者等、長時間の血液透析を要する場合があるが、5時間以上の血液透析は、診療報酬において一律に評価されている。

一見、腹膜透析推しで、
施設規模や長時間透析を気にしてくれてるのかな?
という印象だが...

【論点(案)】

  1. 腹膜透析や腎移植は、血液透析に比べ、患者のQOLが高いことから、透析医療に係る診療報酬において、腹膜透析や腎移植の推進に資する取組みや実績等を評価してはどうか。
  2. 合併症等のある患者への加算(障害者等加算)について、治療の質を確保する観点から、評価を充実してはどうか。
  3. 長時間の血液透析について、短時間に比べて、合併症のある患者等にとって、より質の高い治療となることから、6時間以上の長時間血液透析を評価してはどうか。
  4. 地域包括ケア病棟入院料等においては腹膜灌流は包括範囲に含まれているが、人工腎臓と腹膜灌流で取扱いが異なっていることから、腹膜灌流の普及の観点から、地域包括ケア病棟入院料等の包括範囲を見直してはどうか。
  5. 透析液水質確保加算について、大部分の血液透析実施施設が加算を算定できている状況を踏まえ、適正化してはどうか。
  6. 血液透析に係る診療報酬について、施設の規模や血液透析実施患者数によって効率性が異なっていることから、効率性を踏まえた評価となるよう適正化してはどうか。
  7. 慢性維持透析濾過(複雑なもの)について、現行、実施時間によらず一律の評価となっていることから、時間により区分を分けた評価に適正化してはどうか。

"腹膜透析や腎移植への取り組みや実績を評価"というのがよくわからんね???

長時間透析の評価は、5時間以上の点数↑か?6時間以上が新設か?
最初の経済諮問会議の報道記事からすると、
標準透析(4時間〜5時間)以下が
ガッツリ下げられるのではないだろうか...?

オンラインHDFの時間区分が新設される可能性大だけど、
先の長時間透析絡みの点数に連動しそうだね
IHDFが別区分になるかもという噂話も耳にするしね

あと、水質確保加算は、なくなるのか?
加算1、2を一本化するのか?

目が離せない透析の診療報酬...
施設側にとっては良い方向には行かないと思うけどね
例年の下げ幅よりも上回る可能性大だな(汗)

一層のこと、厳格な施設基準でも設けて、
差別化してくれれば良いのに

臨床工学技士の活用の話題は、
今の所、何もない...(悲)

まだまだ続く中医協での改定論議
これからに期待だな(苦笑)

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