小規模でもしっかり管理

2017年9月14日木曜日

お仕事 時事ネタ

医療ガスの安全管理、職員研修の指針作成
厚労省、臨床部門などを対象に
CBNewsより

低酸素症の治療や麻酔管理に使われる酸素などの医療ガスをめぐっては、酸素ボンベによる酸素吸入を行うつもりが、液化炭酸ガス(二酸化炭素)ボンベを誤って接続し、患者に吸入させてしまったといった事故やヒヤリ・ハットの事例が報告されている。

こうした状況を踏まえ、厚労省は、職員研修の指針を作成する必要があると判断。安全管理の基本的な考え方や事故防止の具体的な方策などを職員に周知する研修を開催する際の留意事項をまとめた。

研修の内容については、▽病院における医療ガスに関する構造設備の整備状況▽使用している医療ガスの種類、性質、用途▽医療ガスの事故、ヒヤリ・ハット事例が発生した場合の対応▽始業点検の方法-などを挙げている。

医学管理を行っている患者の居宅や病院以外の場所で使用される医療ガスの安全管理についても、研修で取り扱うことを要望。また、研修を1年間に1回程度行うことに加え、重大な事故が発生した場合は「必要に応じて開催する」としている。

https://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/life/412640_1158618_misc.pdf

電波管理の件情報セキュリティの件もそうだけど、
最も関わっているのは臨床工学技士なんだから、
はっきりと我々に任す!とならないものかね...

もたもたしているうちに
他職種に持っていかれちゃうんだよね orz

最近、話題になってきたと思った途端、
あっという間に商売にしようと目論む業者もいるしね(苦笑)

医療機器サイバーセキュリティ対策の総合的なサービスを提供開始」MONOistより

電気、電波、医療ガス、通信など
医療機器と密接な院内インフラは、
臨床工学技士に管理を任すべき!

ところで、うち(当院)のように、
酸素ボンベが1本程度しか置いていないし、
使用も年に1回もあるかないかの、
小規模外来専門クリニックでも、
少なからずとも、取り扱っている以上、
事故の確率は0ではない(汗)

院内に於ける医療ガス事例と医療ガスの不安要素」日本エアリキッド株式会社より
http://www.kakunodate-hp.com/130425iryouanzen.pdf

しっかり指針に目を通して、
管理法を検討していかないとね(笑)