2017年8月3日木曜日

HBOの効果!?

今の勤務施設の業務とは無関係シリーズ(苦笑)

先日のアフェレーシスのお話に引き続き
高気圧酸素治療(HBO)のお話(笑)

溺水による脳障害、高気圧酸素治療で回復
2歳女児の症例報告

国際医学短信より

プールでの溺水事故により重度の脳障害に至った女児に対し、高気圧酸素治療(HBOT)と呼ばれる治療を試みた結果、萎縮していた脳組織が回復したとする報告が「Medical Gas Research」6月30日オンライン版に掲載された。HBOTは、高気圧が保たれた治療装置の中で高濃度の酸素を吸入させる治療法。女児は事故後、歩行や会話ができない状態に陥っていたが、HBOTによってこうした能力を取り戻したばかりか、事故前よりも目覚ましい言葉の発達がみられたという。
この症例について報告した米ルイジアナ州立大学医学部大学医療センターのPaul Harch氏によると、HBOTによって回復した女児は米アーカンソー州のエデン・カールソンちゃん。エデンちゃんは2歳の誕生日の前日、自宅のプールでうつぶせに浮いている状態で発見された。

事故後、エデンちゃんの血流を取り戻すために100分の心肺蘇生(CPR)を要し、MRI検査では灰白質や白質といった重要な脳の領域が萎縮し始めていることが確認された。その後約2カ月で身体を動かす力が失われ、会話や歩行、指示への反応などの能力も低下していった。

この時点でエデンちゃんを紹介されたHarch氏らは、事故から55日目にまずは自宅で通常の気圧下での高濃度酸素療法を1日2回実施。その後ニューオーリンズにあるHarch氏らの施設に搬送し、78日目からHBOTを開始した。HBOT は、1回45分の治療を週5日のペースで計40回実施した。

その結果、HBOTを1回実施するごとに飛躍的な改善がみられ、エデンちゃんの母親によると10回目の治療までにはほぼ正常に見えるほどまでに回復した。最終的にエデンちゃんは歩けるようになり、言語能力は事故前よりも向上。MRI検査では萎縮していた脳がほぼ完全に回復していることが確認された。

Harch氏によると、HBOTはその効果の機序が十分解明されていないことなどから、長年懐疑的な目で見られてきた。しかし、急性脳損傷の成人を対象とする近年の研究では1回のHBOTでも組織回復の促進に必要な複数の遺伝子の活性に変化が認められたという。

エデンちゃんの例は1つの症例に過ぎず、同じ状況の他の患者にもHBOTが有効であるとの裏付けにはならない。しかし、Harch氏はエデンちゃんのような幼児に限らず、さまざまな年齢の患者でHBOTによる効果が期待できるとの考えを示し、「患者の年齢ではなく『いつ介入するか』が重要。HBOTを実施するなら、早ければ早いほど良い」としている。

なお、成人を対象とした4件の臨床試験では、損傷から1週間以内のHBOT開始で急性脳損傷患者の死亡率が50~60%低減したことが示されているという

アフェレーシス業務から離れて10年近くになるけど、
高気圧酸素治療業務に関わっていたのは18年も前(汗)
診療報酬の適応も緩く、点数も高く
儲かっていた時代(笑)

当時の勤務先では、脳外科主体の一次救急病院で、
1種4台(5台だったかな?)が常時フル稼働して、
稼ぎ頭だったほど(苦笑)

その後、転職でHBO業務から離れてから、
風の噂で、診療報酬改定の影響で
収益が厳しくなったと...(汗)

臨床工学技士業務の中では、
イマイチ地味な存在のHBOだけど、
こういう記事がでると、
何となく嬉しい気持ちになる(笑)

記事中にもあるけど「早ければ早いほど良い」と言えば、
突発性難聴なんかは、
早期に入れて劇的に回復した患者さんは結構いたっけ!?
脳外領域は千差万別だったな(苦笑)

あと二日酔いには、効果絶大!
釜(本体)に入って、開始直後(加圧途中」で
アルコールが抜けていく感覚が顕著!?
コレデイクラデモノメル~(*≧∇≦)ノ凵Σヾ(゚ロ゚ )アカンヤロ!

これに入るようになって
耳抜きもできるようになったんだよね(笑)

治療手技は、比較的簡単、
監視が主なので、退屈っぽくもあるけど、
安全管理(確認)はシビア

適応疾患を見つけては、担当医に相談に行ったりと、
マネジメントも欠かせない

これはこれで、やり甲斐のある業務だったな(笑)

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