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2017年6月29日木曜日

お仕事 時事ネタ

病院機器 電波混信防止へ
YOMIURI ONLINEより
◇有識者ら今秋「協議会」

 ◇スマホなど 全国でトラブル

 病院で電波を発する医療機器の導入が進み、スマートフォンなどの携帯端末を使う患者らも増える中、混信などによるトラブルを未然に防ごうと、県内の有識者や医療関係者らが今秋、全国初の協議会を設立する。(秋山原)

 患者の心拍数や血圧などの情報を無線で飛ばし、離れたナースステーションなどから監視する「医用テレメーター」の活用が広まっている。全国の病院を対象に現状を調査した三菱総合研究所(東京)によると、今年1月時点で約75%が導入。2015年の約48%より大幅に増えた。

 一方で、およそ半数の病院が「電波が届かない」「他の機器から障害を受ける」などのトラブルを経験しているという。別の調査によると、受信不良により、患者の心電図の異常の発見が遅れた例もあった。

 原因として、別の医療機器や患者らが持ち込んだ携帯端末から電波干渉を受けたことなどが考えられるという。病院には電波に関する知識を持つ人が少なく、迅速な対応や詳しい原因の特定が難しいことも課題となっている。

 無線式のナースコールや遠隔医療など、電波を使う機会が今後、増えると見込まれることなどから、四国総合通信局(松山市)が主導して、協議会の設立を決めた。

 協議会は県内の主要な病院や通信会社、有識者で構成。今年9月に設立総会を開く予定だ。電波利用に関する勉強会を行うほか、各病院に専門知識のある人材を配置できるよう、医療機器の操作や点検を担う国家資格・臨床工学技士の育成などに取り組む。

 今月14日、松山市内で現状や課題について話し合う準備会合があり、同局の佐藤裁也局長は「安心・安全な電波利用の中核的な場所として、全国のモデルになるような協議会にしたい」と話した。
この報道と時を同じくして
総務省による「医療機関における電波利用に関する全国代表者会議」が開催され、
今後、各医療機関が病院内で電波を安全に利用するための規定を整備する方針

現時点での案(例)をEMCC:電波環境協議会のウェブページに掲載
http://www.emcc-info.net/info/info290628.html

「電波利用安全管理委員会」の設置や
「電波管理担当者」や「電波利用コーディネータ」の配置、
電波利用コーディネータ育成のための e-Learning などを検討している模様

ここに"臨床工学技士"が明記されると良いのに...(笑)

ところで、モニター心電図使用中に、
傍らで携帯電話が動作してのトラブルの経験ってある?

以前、実際に自分に送信機(電極)付けて、
通話と(アプリ)通信して試してみたけど、
ノイズすら入らなかったけどな...!?

スマホ(携帯電話)の機種によりけりなのかな?
通信(通話)方式もキャリアや新旧機種で違うようなんで、
使用周波数帯も違うんだろうな!?

ま、トラブル報告が多数寄せられているようなので、
しっかり管理した方がよろしいかと...(汗)

電波利用医療機器の管理体制作りは急務

ここに臨床工学技士の配置基準が載れば
万々歳なんだけどね(笑)