知らん間に進化しててビックリ!?

2017年2月24日金曜日

お仕事 時事ネタ

今日、透析の患者さん
二の腕に妙なものを付けてきた!?
こんな感じのもの...!?
Σ(;゚ロ゚)yナンジャコリャ!
イメージ
こりゃなんぞや?と尋ねてみると、
血糖測定器だそうな!?

その名も「FreeStyleリブレPro」(by Abbott)
CGM(Continuous Glucose Monitoring=持続血糖モニタリング)の測定器

この製品は別名、
FGM(Flash Glucose Monitoring=フラッシュ血糖測定器)とも言うそうな

500円玉大の丸いセンサーを患者の上腕部裏側に装着

センサの裏はこんな感じで、針が出てる!?

このセンサーを補助具でバチンッ!と二の腕に...チョット痛そうだね(汗)

これを最大2週間装着
...なので、痛そうなのはおよそ2週間に一回のみ
従来の指先パッチンッ!を毎日繰り返すよりは
よっぽどマシな様子
...で、このセンサーの極細の針で、
組織間質液中のグルコース値を
15分毎、最大2週間、持続的に測定し、
測定データはセンサ内に保存

それをリーダーで非接触的に読み取り...
パソコンで専用ソフトウェアで解析

グルコース値だけでなく、
変動データを実用的なトレンドや
パターンにして表示するAGP(Ambulatory Glucose Profile =レポート)を
簡単に作成することができる
...というシロモノ

うちの患者さんは、DM担当医から、
従来のパッチン!の血糖測定器と比較してみんか?
と持ちかけられ、快諾してきたとのこと(笑)

侵襲など血糖測定の煩わしさから開放されるだけじゃなく
日内変動の予測もできるので、
インスリン調整など
血糖コントロールが厳密にできそうだね

CGM装置は、
過去にもいろんなのが発売されとったようだけど、
今のところ、これが使い勝手が良さそうだね

Googleとノバルティスファーマで
こんなのが開発中だそうな!?
涙から血糖測定!?
これが完成したら、完全非侵襲だね

データはウェアラブル端末に取り込んで管理
益々、手軽になるかもね(笑)