「職責」とは、読んで字のごとく「職務上の責任」のことで、
「自分のやるべき仕事の責任」のこと
つまり、どのような「職位」や「職務」であっても、
自分に与えられた仕事は責任をもってやり遂げる必要がある
...当然だよね
組織においては、
各「職務(職位)」が「職責」を果たす上で
必要な権限 =(職権)を明確にするために、
「職務」ごとの役割を整理・配分する
これを「職務分掌」という
部門・部署、「職位」や「職務」について、
各々の業務内容や権限、「職責」の範囲などを定義し、
明文化する必要がある
今や当たり前となったチーム医療...
大まかには「職責」が異なる「職位」や「職務」が
協力し合って目的を果たしていくわけだけど、
「職責」が重複する部分もあったりするわけで、
「職務分掌」を明確にしておかないと、
内部統制がとれなくなり、
リスクマネジメント的にも問題で、
チームは、あっさり崩壊しちゃうよね(苦笑)
...で、この「職務分掌」で明文化すべき「職責」の範囲って、
一体、誰が決めるの?
各病院(組織)ごとに決めちゃう?
院長「君の担当はトイレ掃除だよ」
臨工「責任持って当たらせていただきます!」 ( ̄^ ̄)ゞラジャ!!!
それとも、
個々の「職位」や「職務」を司る者が、
勝手に宣言しちゃう?
臨工「オレは今日から、手術の執刀をするから、君は外回りをやってくれたまえ!」
医師「了解しました!」 ( ̄^ ̄)ゞラジャ!!!
...なんてことにはならないよね(笑)
臨床工学技士は、
例えば、針刺しなど血液透析特有の業務は、
看護師さんと協働できても、
透析患者さんに対して、全ての医行為や看護が行えるわけではないし、
「職務」や「職責」の範囲は、看護師よりも限定的
...業務独占とはならない
人工呼吸療法、手術室、集中治療等々...他業務でもそうだよね
我々、臨床工学技士の「職務」や「職責」の範囲って、
「臨床工学技士法」や他の医療関連法規で謳われ、
さらに、2年ごとに変わる(改定される)、
診療報酬で施設基準として明記される事項もある
要はお国が決めてるってことね
これを元に、業務別の細かい事項は、
我らが職能団体である、日本臨床工学技士会が定めた、
「臨床工学技士基本業務指針2010」に明文化さることとなる
...で、院内での「職位」や地位・立場って、
「職務」や「職責」の範囲で決まってしまうし、
決定的なのは診療報酬の施設基準といっても過言ではないと思う
だって、収益にかかわることですから...(苦笑)
(`∀´)\ヤッパコレダヨナ
我々、臨床工学技士が担う「職務」や「職責」の範囲が、
他の業種(医療職)と被っているものが多いということが、
地位向上に繋がらない最大の理由じゃないかと思うんだよね
だから、知名度も一向に上がらないもんだから、
診療報酬の施設基準にも、なかなか載せてもらえない(汗)
業務指針をこさえる立場の、
職能団体・日臨工がどうにかしろよ!
...と、思うかもしれないけど、
職能団体の本来の目的って...
国に訴えかける上で必要な政治活動は、
政策提言に限られる
公益法人ならなおさら...
要は、官公庁のお役人様やお偉い先生(議員)に
「臨床工学技士をもっと活用してくださいよ~」人≧δ≦;)
「国立大学でも養成してくださいよ~」┌(_ _;)┐
と、陳情や請願を繰り返すだけしかできないってこと
[アソー]~(*´〆`)マンガモッテコイ!
官公庁のお役人様は、お偉い議員の先生の言いなりだし、
議員の先生は、選挙の票に繋がらないことには消極的
たくさんの票に繋がる団体からの請願には積極的になるくせにね(苦笑)
だから、政策提言のような政治活動だけでは、
国は動いてくれないということ
地位向上のため、本気で国を動かしたいなら、
単に政治活動の枠を超えた選挙運動が必要になる
しかし、厚労省より
「公益法人の活動と政治団体の峻別について」
という通知が出されてるんで、
公益法人の日臨工が政治(選挙)活動を行うには制約がつきまとう
政治資金規正法により、
補助金や税制優遇を受けている公益法人が、
政治活動に関する寄付を行う政治団体の活動が
一体であるかのような誤解を与える行為は適当ではないとのこと
金が動かせないなら選挙運動なんかできるわけないじゃん(苦笑)
[マスゾエ]~(#°ヘ°)¥ゼイキンデカゾクトオトマリ~♫
他の医療職の団体は、
公益性の高い職能団体とは別に、政治団体も作って、
自らの地位向上や「職責」を守るため、
国政への関与を強めている
日本医師会 → 日本医師連盟
日本薬剤師会 → 日本薬剤師連盟
日本看護協会 → 日本看護連盟
日本診療放射線技師会 → 日本診療放射線技師連盟
日本理学療法士協会 → 日本理学療法士連盟
...等々
実際に国政に議員を送り込んで、
会員のための政策を、委員会などで強力にプッシュし、
地位向上を成し遂げている
最近の厚労省の審議会では、
医師、看護師、理学療法士は話題に上っておって、
次期診療報酬改定では、何かを勝ち取る勢いに見受けられる
先の選挙で議員を送り込めたのが大きな要因だろうな(苦笑)
我々、臨床工学技士にもあるんですよ...政治団体が
その名も「日本臨床工学技士連盟」!(笑)
「日本臨床工学技士会が掲げる理念と政策を実現するために政治活動を行う政治組織であり、臨床工学技士としての「職責」を全うするために必要な法令制度や政策などの具現化を求めて政治活動をおこなう」
おっ!?
じゃあ、連盟が選挙運動してくれれば、
臨床工学技士の立場も安泰だな!?
イヤイヤイヤ...(汗)
選挙って数の倫理...推してる候補者が当選してくれなければ無意味だし
現職議員にプレッシャーをかけるのも、数がモノを言う
医療職全体でみても、
臨床工学技士って、ただでさえ少ないのに、
職能団体である日臨工に比べて、
連盟の入会率って相当悪いみたい(汗)
こんな団体の言うこと聞いてくれる奇特な議員なんかいるわけもなく
[ハトヤマ]~(#´々`)ユウアイジャヤッテイケナインダヨネ~
「職責」の範囲が増えたり明確になったりすると、
苦労もあるかもしれないけど、
他の職種に対しても、物言える立場になれるし
それが、そのままやり甲斐にも繋がると思うんだよねぇ
現状、臨床工学技士が、他の職種に関与されず、
病院組織からだけじゃなく、国(国民)からも必要とされ、
「職責」を全うしているという
達成感が得られているんだろうか?
やり甲斐のある仕事にしていくためにも、
次回の選挙では、臨床工学技士をアピールせねば
今後の「日本臨床工学技士連盟」の活動に大いに期待!
2016/12/26(追記)
連盟の案内パンフレットが新しくなったようです
是非、ご一読を~(笑)
http://www.ce-renmei.gr.jp/PDF/annai2016.pdf
「自分のやるべき仕事の責任」のこと
つまり、どのような「職位」や「職務」であっても、
自分に与えられた仕事は責任をもってやり遂げる必要がある
...当然だよね
組織においては、
各「職務(職位)」が「職責」を果たす上で
必要な権限 =(職権)を明確にするために、
「職務」ごとの役割を整理・配分する
これを「職務分掌」という
部門・部署、「職位」や「職務」について、
各々の業務内容や権限、「職責」の範囲などを定義し、
明文化する必要がある
今や当たり前となったチーム医療...
大まかには「職責」が異なる「職位」や「職務」が
協力し合って目的を果たしていくわけだけど、
「職責」が重複する部分もあったりするわけで、
「職務分掌」を明確にしておかないと、
内部統制がとれなくなり、
リスクマネジメント的にも問題で、
チームは、あっさり崩壊しちゃうよね(苦笑)
...で、この「職務分掌」で明文化すべき「職責」の範囲って、
一体、誰が決めるの?
各病院(組織)ごとに決めちゃう?
院長「君の担当はトイレ掃除だよ」
臨工「責任持って当たらせていただきます!」 ( ̄^ ̄)ゞラジャ!!!
それとも、
個々の「職位」や「職務」を司る者が、
勝手に宣言しちゃう?
臨工「オレは今日から、手術の執刀をするから、君は外回りをやってくれたまえ!」
医師「了解しました!」 ( ̄^ ̄)ゞラジャ!!!
...なんてことにはならないよね(笑)
臨床工学技士は、
例えば、針刺しなど血液透析特有の業務は、
看護師さんと協働できても、
透析患者さんに対して、全ての医行為や看護が行えるわけではないし、
「職務」や「職責」の範囲は、看護師よりも限定的
...業務独占とはならない
人工呼吸療法、手術室、集中治療等々...他業務でもそうだよね
我々、臨床工学技士の「職務」や「職責」の範囲って、
「臨床工学技士法」や他の医療関連法規で謳われ、
さらに、2年ごとに変わる(改定される)、
診療報酬で施設基準として明記される事項もある
要はお国が決めてるってことね
これを元に、業務別の細かい事項は、
我らが職能団体である、日本臨床工学技士会が定めた、
「臨床工学技士基本業務指針2010」に明文化さることとなる
...で、院内での「職位」や地位・立場って、
「職務」や「職責」の範囲で決まってしまうし、
決定的なのは診療報酬の施設基準といっても過言ではないと思う
だって、収益にかかわることですから...(苦笑)
(`∀´)\ヤッパコレダヨナ
我々、臨床工学技士が担う「職務」や「職責」の範囲が、
他の業種(医療職)と被っているものが多いということが、
地位向上に繋がらない最大の理由じゃないかと思うんだよね
だから、知名度も一向に上がらないもんだから、
診療報酬の施設基準にも、なかなか載せてもらえない(汗)
業務指針をこさえる立場の、
職能団体・日臨工がどうにかしろよ!
...と、思うかもしれないけど、
職能団体の本来の目的って...
- 職業倫理の向上
- 専門性の維持・向上(学術研究活動など)
- 専門職としての待遇や利益を保持・改善
国に訴えかける上で必要な政治活動は、
政策提言に限られる
公益法人ならなおさら...
要は、官公庁のお役人様やお偉い先生(議員)に
「臨床工学技士をもっと活用してくださいよ~」人≧δ≦;)
「国立大学でも養成してくださいよ~」┌(_ _;)┐
と、陳情や請願を繰り返すだけしかできないってこと
[アソー]~(*´〆`)マンガモッテコイ!
官公庁のお役人様は、お偉い議員の先生の言いなりだし、
議員の先生は、選挙の票に繋がらないことには消極的
たくさんの票に繋がる団体からの請願には積極的になるくせにね(苦笑)
だから、政策提言のような政治活動だけでは、
国は動いてくれないということ
地位向上のため、本気で国を動かしたいなら、
単に政治活動の枠を超えた選挙運動が必要になる
しかし、厚労省より
「公益法人の活動と政治団体の峻別について」
という通知が出されてるんで、
公益法人の日臨工が政治(選挙)活動を行うには制約がつきまとう
政治資金規正法により、
補助金や税制優遇を受けている公益法人が、
政治活動に関する寄付を行う政治団体の活動が
一体であるかのような誤解を与える行為は適当ではないとのこと
金が動かせないなら選挙運動なんかできるわけないじゃん(苦笑)
[マスゾエ]~(#°ヘ°)¥ゼイキンデカゾクトオトマリ~♫
他の医療職の団体は、
公益性の高い職能団体とは別に、政治団体も作って、
自らの地位向上や「職責」を守るため、
国政への関与を強めている
日本医師会 → 日本医師連盟
日本薬剤師会 → 日本薬剤師連盟
日本看護協会 → 日本看護連盟
日本診療放射線技師会 → 日本診療放射線技師連盟
日本理学療法士協会 → 日本理学療法士連盟
...等々
実際に国政に議員を送り込んで、
会員のための政策を、委員会などで強力にプッシュし、
地位向上を成し遂げている
最近の厚労省の審議会では、
医師、看護師、理学療法士は話題に上っておって、
次期診療報酬改定では、何かを勝ち取る勢いに見受けられる
先の選挙で議員を送り込めたのが大きな要因だろうな(苦笑)
我々、臨床工学技士にもあるんですよ...政治団体が
その名も「日本臨床工学技士連盟」!(笑)
「日本臨床工学技士会が掲げる理念と政策を実現するために政治活動を行う政治組織であり、臨床工学技士としての「職責」を全うするために必要な法令制度や政策などの具現化を求めて政治活動をおこなう」
おっ!?
じゃあ、連盟が選挙運動してくれれば、
臨床工学技士の立場も安泰だな!?
イヤイヤイヤ...(汗)
選挙って数の倫理...推してる候補者が当選してくれなければ無意味だし
現職議員にプレッシャーをかけるのも、数がモノを言う
医療職全体でみても、
臨床工学技士って、ただでさえ少ないのに、
職能団体である日臨工に比べて、
連盟の入会率って相当悪いみたい(汗)
こんな団体の言うこと聞いてくれる奇特な議員なんかいるわけもなく
[ハトヤマ]~(#´々`)ユウアイジャヤッテイケナインダヨネ~
「職責」の範囲が増えたり明確になったりすると、
苦労もあるかもしれないけど、
他の職種に対しても、物言える立場になれるし
それが、そのままやり甲斐にも繋がると思うんだよねぇ
現状、臨床工学技士が、他の職種に関与されず、
病院組織からだけじゃなく、国(国民)からも必要とされ、
「職責」を全うしているという
達成感が得られているんだろうか?
やり甲斐のある仕事にしていくためにも、
次回の選挙では、臨床工学技士をアピールせねば
今後の「日本臨床工学技士連盟」の活動に大いに期待!
2016/12/26(追記)
連盟の案内パンフレットが新しくなったようです
是非、ご一読を~(笑)
http://www.ce-renmei.gr.jp/PDF/annai2016.pdf
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