先日の大阪でのJSDTでポスター発表したんだけど、
いい歳こいて緊張しちまって大失態(恥)
お伝えしたかったことを、きちんと喋れなかったんで、
話したかったことを、改めて書き出してみた(苦笑)
その時の状況や気持ちも含めてご紹介(笑)
「抄録と一部異なる点がありますが、発表を以て訂正に代えさせて頂きます(苦笑)」
抄録登録の時点では
5つの症例データを提示するつもりだったけど、
ポスター作りをギリギリから始めたため、
まとめる時間なくって、
勝手に2症例に削らせてもらったんだよね
...この時点でいい加減さが露呈(汗)
「透析中の脱血圧のモニタリングは、ピローを用いるのが一般的ですが、指標は曖昧なものでした。」
「近年、脱血状態を数値化するツールとして、実血流量計HD02が広く知られるようにりました。」
「この度、より簡便に計測が行える、日機装社製 推定血流量モニタを使用する機会を得ましたので、HD02と比較し、有用性を検証してみました。」
「脱血不良の際、ピロー同様、血液ポンプしごき部も拍動流に伴い膨張・収縮を繰り返します。」
このあたりでゲップが上がってきた(汗)
Σ( ̄# ̄;)ゲッ...ウッ...
「推定血流量モニタでは、血液ポンプしごき部の径の変位を、チューブクランプのバネよりセンサへ伝え、その電圧値より推定血流量を算出、装置モニタへリアルタイム表示されるようになっております。」
以降、頭が真っ白...何喋ったか覚えていない(苦笑)
ハニャ?(・´Δ`・;)ホエ?
「本研究では、複数のサイズの透析針と、粘度の異なる2通りのグリセリン溶液を用いて、模擬的に体外循環を行い、推定血流量モニタとHD02を用い、さらに排液量からも流量を算出、それぞれの測定値と血液ポンプ速度との乖離を比較しました。」
グリセリン溶液の量を正確に測るのに、
いちいち比重換算するのが面倒だったな(汗)
「また、しごき部直前にあるピローの有無が測定値に与える影響も合わせて検証しました。」
こういう時、デジタルノギスって役立つよね~(笑)
「ピロー有り回路を用いて、血液ポンプ速度を段階的に変更し、穿刺針サイズ毎で血液ポンプ速度との乖離を比較したグラフです。」
「溶液の濃度や穿刺針サイズに関係なく、ポンプ速度が低い際には、実測、HD02、推定血流量共に、乖離に差は見られませんでしたが、250mL/min以上の高流速になると、推定血流量モニタでは他の測定法に比べ、乖離が極端に小さくなる傾向にありました。」
どんだけ太い穿刺針使っても
設定血液ポンプ速度通りの実血流量って難しい...
「ピローの有無で比較してみると、実測およびHD02では差は軽微でしたが、推定血流量では、ピロー有りでさらに乖離が小さくなる傾向に有りました。」
「次は、HD02と推定血流量モニタを、実際の臨床で使用した事例をご紹介します。」
「1つ目は、ピロー有り回路を使用し、除水の影響で透析後半⊿BVが低下、ピローの収縮も明らかでしたが、血液濃縮もあり静脈圧は下がらず、若干上がっていました。」
「設定QBが300ということもあり、模擬実験同様、推定血流量モニタはHD02と比較し、血液ポンプ速度との乖離が小さくなっておりました。」
「2つ目は、ピローなし回路にて、穿刺位置異常により脱血不良となり、針先調整をでは脱血は回復せず、再穿刺にて正常な脱血となった事例です。」
「脱血不良に伴い静脈圧が低下、再穿刺後に脱血良好となり、静脈圧も回復、設定QBが200mL/minということもあり、HD02と推定血流量モニタ共に設定速度との乖離は同等で差は軽微でした。」
「考察です。」
焦っていて記憶が定かじゃないんだけど
考察を飛ばしたような気がする...(汗)
「高流速や高粘度など、脱血不良となりやすい状況下では、推定血流量は、実測やHD02との差が大きかった。」
「ピロー有り回路を使用した場合、しごき部に脱血圧が伝わる直前で、ピローの膨張・収縮が圧緩衝となり、推定血流量測定に影響してしまうことが示唆されました。」
「まとめです。」
「推定血流量モニタは、極端な流速や粘度などによる圧変化の影響を受けやすいため、実血流量測定として使用する場合は注意が必要ですが、静脈圧や⊿BVなどと併せて確認することで、脱血不良のモニタリングとしては有用であり、ピローの代替として十分期待できるものと思われました。」
「以上です、ご清聴ありがとうございました。」 <(_ _;)>
恐る恐る座長さんの顔見たら、
困った顔して苦笑いしとった(汗)
傍から見ててもグダグダだったんだろうな(苦笑)
緊張しやすいのは今に始まったことじゃないんだけど、
今回の失敗の最大の要因は、
前準備を怠っていたのにも関わらず、
原稿見ないで喋ろうとしたこと...
(炭酸飲んだのも悪いけどね:汗)
プレゼンスキルを身に付けるには、
失敗をや恥を恐れず
チャレンジを続けるしかないんだろうな(苦笑)
いい歳こいて緊張しちまって大失態(恥)
お伝えしたかったことを、きちんと喋れなかったんで、
話したかったことを、改めて書き出してみた(苦笑)
その時の状況や気持ちも含めてご紹介(笑)
「抄録と一部異なる点がありますが、発表を以て訂正に代えさせて頂きます(苦笑)」
抄録登録の時点では
5つの症例データを提示するつもりだったけど、
ポスター作りをギリギリから始めたため、
まとめる時間なくって、
勝手に2症例に削らせてもらったんだよね
...この時点でいい加減さが露呈(汗)
「透析中の脱血圧のモニタリングは、ピローを用いるのが一般的ですが、指標は曖昧なものでした。」
「近年、脱血状態を数値化するツールとして、実血流量計HD02が広く知られるようにりました。」
「この度、より簡便に計測が行える、日機装社製 推定血流量モニタを使用する機会を得ましたので、HD02と比較し、有用性を検証してみました。」
「脱血不良の際、ピロー同様、血液ポンプしごき部も拍動流に伴い膨張・収縮を繰り返します。」
このあたりでゲップが上がってきた(汗)
Σ( ̄# ̄;)ゲッ...ウッ...
「推定血流量モニタでは、血液ポンプしごき部の径の変位を、チューブクランプのバネよりセンサへ伝え、その電圧値より推定血流量を算出、装置モニタへリアルタイム表示されるようになっております。」
以降、頭が真っ白...何喋ったか覚えていない(苦笑)
ハニャ?(・´Δ`・;)ホエ?
「本研究では、複数のサイズの透析針と、粘度の異なる2通りのグリセリン溶液を用いて、模擬的に体外循環を行い、推定血流量モニタとHD02を用い、さらに排液量からも流量を算出、それぞれの測定値と血液ポンプ速度との乖離を比較しました。」
グリセリン溶液の量を正確に測るのに、
いちいち比重換算するのが面倒だったな(汗)
「また、しごき部直前にあるピローの有無が測定値に与える影響も合わせて検証しました。」
こういう時、デジタルノギスって役立つよね~(笑)
「ピロー有り回路を用いて、血液ポンプ速度を段階的に変更し、穿刺針サイズ毎で血液ポンプ速度との乖離を比較したグラフです。」
「溶液の濃度や穿刺針サイズに関係なく、ポンプ速度が低い際には、実測、HD02、推定血流量共に、乖離に差は見られませんでしたが、250mL/min以上の高流速になると、推定血流量モニタでは他の測定法に比べ、乖離が極端に小さくなる傾向にありました。」
どんだけ太い穿刺針使っても
設定血液ポンプ速度通りの実血流量って難しい...
「ピローの有無で比較してみると、実測およびHD02では差は軽微でしたが、推定血流量では、ピロー有りでさらに乖離が小さくなる傾向に有りました。」
「次は、HD02と推定血流量モニタを、実際の臨床で使用した事例をご紹介します。」
「1つ目は、ピロー有り回路を使用し、除水の影響で透析後半⊿BVが低下、ピローの収縮も明らかでしたが、血液濃縮もあり静脈圧は下がらず、若干上がっていました。」
「設定QBが300ということもあり、模擬実験同様、推定血流量モニタはHD02と比較し、血液ポンプ速度との乖離が小さくなっておりました。」
「2つ目は、ピローなし回路にて、穿刺位置異常により脱血不良となり、針先調整をでは脱血は回復せず、再穿刺にて正常な脱血となった事例です。」
「脱血不良に伴い静脈圧が低下、再穿刺後に脱血良好となり、静脈圧も回復、設定QBが200mL/minということもあり、HD02と推定血流量モニタ共に設定速度との乖離は同等で差は軽微でした。」
「考察です。」
焦っていて記憶が定かじゃないんだけど
考察を飛ばしたような気がする...(汗)
「高流速や高粘度など、脱血不良となりやすい状況下では、推定血流量は、実測やHD02との差が大きかった。」
「ピロー有り回路を使用した場合、しごき部に脱血圧が伝わる直前で、ピローの膨張・収縮が圧緩衝となり、推定血流量測定に影響してしまうことが示唆されました。」
「まとめです。」
「推定血流量モニタは、極端な流速や粘度などによる圧変化の影響を受けやすいため、実血流量測定として使用する場合は注意が必要ですが、静脈圧や⊿BVなどと併せて確認することで、脱血不良のモニタリングとしては有用であり、ピローの代替として十分期待できるものと思われました。」
「以上です、ご清聴ありがとうございました。」 <(_ _;)>
恐る恐る座長さんの顔見たら、
困った顔して苦笑いしとった(汗)
傍から見ててもグダグダだったんだろうな(苦笑)
緊張しやすいのは今に始まったことじゃないんだけど、
今回の失敗の最大の要因は、
前準備を怠っていたのにも関わらず、
原稿見ないで喋ろうとしたこと...
(炭酸飲んだのも悪いけどね:汗)
プレゼンスキルを身に付けるには、
失敗をや恥を恐れず
チャレンジを続けるしかないんだろうな(苦笑)
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