2016年3月19日土曜日

呼吸器脱着不要の自動喀痰吸引器

自動たん吸引器を開発 宮崎の保健福祉大と2企業 呼吸器脱着不要、負担軽減へ

西日本新聞より

病気などで呼吸機能が低下し、人工呼吸器のチューブをくわえた患者のたんを自動的に除去する医療機器を、九州保健福祉大(宮崎県延岡市)と同県内の2企業が共同開発した。人工呼吸器を取り外さずに除去できるため、患者と看護師の負担が軽減される。年内にも医薬品医療機器総合機構(PMDA)に医療機器として承認申請する方針だ。
開発したのは、同大臨床工学科の竹沢真吾教授と、竹沢教授が代表を務める医療機器開発会社メディカルシード(同市)、真空ポンプ製造アルバック機工(同県西都市)。宮崎、大分両県が医療産業の集積を目指した「東九州メディカルバレー構想」の一環で、国や宮崎県の補助事業として研究し、昨年完成した。
機器は、マスク型ではない人工呼吸器に備わっている気管挿管チューブを改良した。患者の口から気管に入れて肺へ酸素を送るチューブを、呼気が通る層と、たんを吸い取る層に分けて加工。患者の呼吸運動を機械で感知し、息を吐くタイミングで吸引する。呼気に合わせて確実に吸い取る機能は国内初という。疾患の種別を問わずに使用でき、既に臨床試験を終えた。

従来のたん吸引器は、吸引時に気管挿管チューブと人工呼吸器本体とをいったん取り外す必要があり、患者が呼吸に苦しむ難点があった。また、医療現場では患者がたんのつまりで呼吸困難に陥り、亡くなる事例があり、今回の機器導入で、医療事故の減少にも期待が高まる。竹沢教授は「中には吸引が5分おきに必要な患者もいる。一般病棟や在宅での使用のほか、東南アジアなど国外での普及も目指したい」と話している。

従来からの喀痰吸引は、
挿管チューブと呼吸回路を取り外さなきゃならんから、
患者さん、苦しそうだし、
慣れない看護師さんは、ドキドキもの!?

人工呼吸器の扱いに慣れていない施設さんでは、
一大イベントだよね(苦笑)

施設によって、喀痰吸引の質の違いもあるようなので、
ガイドラインも出されているようだし...
気道吸引ガイドライン

在宅人工呼吸も増え、
介護福祉士さんも喀痰吸引が行えるようになったようなので、
少しでも手技的リスクを抑えられたら
管理する方も安心だよね
喀痰吸引などの制度について

この装置、随分前から開発研究され、
試作機が臨床試験されていたようだね
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/03/s0326-11b.html
排痰補助装置(カフアシスト)共々、普及すると良いですね

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