スキップしてメイン コンテンツに移動

呼吸器脱着不要の自動喀痰吸引器

自動たん吸引器を開発 宮崎の保健福祉大と2企業 呼吸器脱着不要、負担軽減へ

西日本新聞より

病気などで呼吸機能が低下し、人工呼吸器のチューブをくわえた患者のたんを自動的に除去する医療機器を、九州保健福祉大(宮崎県延岡市)と同県内の2企業が共同開発した。人工呼吸器を取り外さずに除去できるため、患者と看護師の負担が軽減される。年内にも医薬品医療機器総合機構(PMDA)に医療機器として承認申請する方針だ。
開発したのは、同大臨床工学科の竹沢真吾教授と、竹沢教授が代表を務める医療機器開発会社メディカルシード(同市)、真空ポンプ製造アルバック機工(同県西都市)。宮崎、大分両県が医療産業の集積を目指した「東九州メディカルバレー構想」の一環で、国や宮崎県の補助事業として研究し、昨年完成した。
機器は、マスク型ではない人工呼吸器に備わっている気管挿管チューブを改良した。患者の口から気管に入れて肺へ酸素を送るチューブを、呼気が通る層と、たんを吸い取る層に分けて加工。患者の呼吸運動を機械で感知し、息を吐くタイミングで吸引する。呼気に合わせて確実に吸い取る機能は国内初という。疾患の種別を問わずに使用でき、既に臨床試験を終えた。

従来のたん吸引器は、吸引時に気管挿管チューブと人工呼吸器本体とをいったん取り外す必要があり、患者が呼吸に苦しむ難点があった。また、医療現場では患者がたんのつまりで呼吸困難に陥り、亡くなる事例があり、今回の機器導入で、医療事故の減少にも期待が高まる。竹沢教授は「中には吸引が5分おきに必要な患者もいる。一般病棟や在宅での使用のほか、東南アジアなど国外での普及も目指したい」と話している。

従来からの喀痰吸引は、
挿管チューブと呼吸回路を取り外さなきゃならんから、
患者さん、苦しそうだし、
慣れない看護師さんは、ドキドキもの!?

人工呼吸器の扱いに慣れていない施設さんでは、
一大イベントだよね(苦笑)

施設によって、喀痰吸引の質の違いもあるようなので、
ガイドラインも出されているようだし...
気道吸引ガイドライン

在宅人工呼吸も増え、
介護福祉士さんも喀痰吸引が行えるようになったようなので、
少しでも手技的リスクを抑えられたら
管理する方も安心だよね
喀痰吸引などの制度について

この装置、随分前から開発研究され、
試作機が臨床試験されていたようだね
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/03/s0326-11b.html
排痰補助装置(カフアシスト)共々、普及すると良いですね

コメント

このブログの人気の投稿

[Ubuntu 12.04 LTS]無線LANの設定【備忘録】

所有している2台のPCのうち1台は少々型古なノートPC 無線LANを内蔵しているので、使わない手はないかな... ただし親機も型古で、接続状況があまりよくない 使用中に切断されることもシバシバ... 最近はもっぱらPLCを使って有線LANにしているが、 せっかくなのでUbuntuでの無線LANの接続方法もご紹介しときます まずは我が家の無線環境をご紹介 ノートPCのスペックは... 【型式】 hp Compaq nw8440 【CPU】 インテル® Core™2 Duo プロセッサ T5500、1.66 GHz、667MHz FSB 【メモリ】 1024MB PC2-5300 DDR2-SDRAM 【HDD】 Serial ATA 80GB内蔵、7200rpm 【無線LAN】 Broadcom® 4311BG(IEEE802.11b/g、WiFi準拠) 【無線セキュリティ】 64/128bit WEP、WPA、WPA2、hardware-accelerated AES、802.1x authentication types EAP-TLS、EAP-TTLS、PEAP-GTC、PEAP-MSCHAPv2、LEAP、EAP-FAST、EAP-SIM

ダイアライザの種類を増やす

以前、 エセon-line HDF を行なっていた際、 ダイアライザは必ず高効率・高透水性のものを選定 結果、全てⅣ型、Ⅴ型のポリスルフォン(PS)系のみとなった 当時、使用していた銘柄は FDY-GW(PEPA)、VPS-HA(PS)、FX-S(PS)、APS-SA(PS、2.5㎡のみ)くらい 膜面積を変えて使い分け、 全てのダイアライザで必要に応じてon-line HDFを施していた 昨年、on-line HDFが認可され、 同時にヘモダイアフィルタも発売され、 エセon-line HDFを続けるのはマズイだろうということになり、 本当に必要な(適応のある)患者以外はHDへ移行することに その際に採用したのがAPS-EXだったが、これもPS

今更だけど生食プライミング再考①自己満足のうんちく ┐( -"-)┌マタクダラナイコトヲ...

今更シリーズ(笑) 当院は生食プライミングです... 1,300mL製剤のうち1,000mL使用 (残り300mLは返血用) 改めてプライミングの目的を再確認 透析医療事故防止のための標準的透析操作マニュアル には... 「ダイアライザと血液回路内の微小な塵, 膜の保護剤, 充填液および空気を洗浄除去し, 治療が開始できる状態にすることを目的とする」 ...とある とどのつまり、 血液回路内および人工腎臓(ダイアライザー)の 洗浄、気泡除去、充填...ってことね [洗浄] 滅菌残渣物、膜や回路材質からの溶出物、膜保護剤(グリセリンなど)、充填液(ウェットタイプの場合)の除去 [気泡除去] 気泡の患者体内流入および血液凝血の防止 [充填] 血液置換の際の溶血防止(生理的浸透圧溶液)、エアトラップチャンバの適切な液面調整 ...ってとこかな? 効果的な洗浄は、プライミング液の量を増やすことだろうけど、 コストや手間を考えた場合、 オンラインHDF専用機のような全自動装置で、 透析液でも使わなきゃ無理だろうね(苦笑)