CADをお勉強してみる

2014年7月8日火曜日

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当院、移転を来年に控え、
テナント部分の内装工事の打ち合わせも
本格的に進みはじめた

内装工事といっても、
電気、照明、空調、給排水、建具etc...と、多岐にわたる話で
我々の希望を、これらの配置、容量、機種など詳細を交えながら
素人ながら、専門家(設計士、施工業者)に理解いただけるよう
説明しなきゃならんわけで...

業者にすべてを任せていたら、
完成後に必ずと言っていいほど使いにくい部分が出るので、
過去にも開設に関わってきた施設では、
初期設計から工事の立会まで行ってきた次第

しかし、専門用語すらロクに知らんのに、
一筋縄では行かない話で...

そこで、設計士さんに正式な図面を作ってもらう前に、
こちらの要望を伝えやすくするため、
簡単な図面を書いて説明するのが、
専門家にも正確に伝わりやすいし、手っ取り早い

図面を作成する際、専門家(設計士)は一般的にCADを用いるが、
オレはお手軽なDrawソフトを使って作っていた
Libreoffice Drawを用いた透析室改築図面
しかし、機器類や建具などの詳細や図面記号を配置する際
○とか□とかの図形を組み合わせて作らにゃならんので、
非常に手間と時間がかかることや、
寸法を正確に表現するために、
わざわざ図形間の座標位置を確認し、
差引で求めなきゃならんという面倒臭さがある

このDrawソフトで時間をかけて綺麗に作り上げた図面を
設計士さんに見せたら、別な意味で感心されたけどね
(よく、こんなソフトで作れたものだ...的な:苦笑)

当院の移転だけではなく、
他院さんからも、透析室開設の相談を受けることがあって、
初期設計の図面作成を頼まれることがあるんだよね...
(実は今も引き受けている最中:汗)

気軽に引き受けちゃうんだけど、
図面を作り始めてから面倒になり「失敗した〜っ」って
後悔することも多々あり... キィィィヾ(;゚曲゚)ノモウヤメタ〜ッ

そこで、そろそろCADを使えるようになった方が良いかな?
と、思い始めた次第 ☆\(゚д゚;)イマサラカヨッ!

本格的なCADソフトって、
十数万円からと高価なんだね Σ(¥□¥ノ)ノタカッ!
これで飯を食っていくわけじゃないんで、
無料の簡易版を探してみることに...

できれば動きの軽いLinux(Ubuntu)で使えるものが良いな
...と、探してみたらありました

Ubuntu用の無料・本格CADソフト
その名も「DraftSight
旭川の電気工事屋さんが良い評価をしていたほど

早速、インストールしてみることに...


① ダウンロードページよりdeb.ファイルをダウンロード

② ダウンロードファイルを右クリック
→ 「Ubuntuソフトウェアセンターで開く」

③ 「ソフトウェアセンター」が起動
→ 「インストール」を指定


...これでOK...な筈なんだけど、
途中で高確率でエラーが出てインストールできないことがシバシバ...

そこで、端末にコマンド入力でインストールしてみることにした


① 「端末」を開く
(Unity Dashの検索窓に「端末」または「Terminal」と入力)

② 「端末」の$以降に以下を順番にコピペ→「ENTER」

sudo apt-get install gdebi

(パスワードを聞かれるので入力しENTER
入力したパスワードは表示されないが、ご心配なく・・・ちゃんと入力されてます)

sudo apt-get install libgtk2.0-0:i386

sudo gdebi ~/Downloads/draftsight.deb


これでインストール完了

マニュアルも公開されていたので、
じっくり読みながら、練習してみるとします
http://www.google.co.jp/url?sa=t&rc … 0305,d.dGI
http://www.3ds.com/fileadmin/PRODUCTS/DRAFT_SIGHT/PDF/GETTING-STARTED-GUIDE-JP.pdf

試しにメーカーさんから頂いたCADデータ(DXF形式)を読み込ませてみた

個人用透析用監視装置と...
透析用電動ベッドね...
カウンターの建具図面を作るときに使えるな(笑)

図面記号の作図ユーティリティを
Vectorからダウンロードできるようなので楽ちんだネ

実際に使用してみて、図面が完成したらご報告いたします

ちなみにLinux版のみならず、
Windwos版、Mac版もありますので、
是非、お試しあれ \(^o^)ゼヒ〜