この手の事故って、結構あるんじゃないですかね...
オレも何度か経験済み
幸い死亡や後遺障害にはつながらなかったけど
かなりヤバイ事例もあったな...(汗)
透析中に血液漏れ 看護師の固定ミス、兵庫
共同通信社(m3.com)より
軽度の認知症の患者さんで、
いつも落ち着きなく体動が多かったのだが、
注意したらしばらくは落ち着くので
遠目で見守りという対応をしていた
その日に限って寒がるので、
掛け布を多めに掛けてあげることに...
最初はシャント肢だけ見えるよう捲っていたのだが、
体動のせいで掛布が被ったのか?自分で掛けたのか?
シャント肢が隠れてしまい遠目ではパッと見、確認できず...
定時のラウンドの際、
顔面蒼白で痙攣(意識喪失)しているのを発見
慌てて布団を捲ってみると、
V側穿刺針が自然抜針し、辺りは血の海っ!!!
(記録には500~600mLとしたけど正確には測れてない...汗)
緊急輸液など処置が功を奏し、間もなく意識は回復
幸いなことに後遺障害もなく無事だったという事例
静脈圧警報は結構、シビアに設定してたんだけど
高流量で廻していると、針抜けたくらいじゃ
圧って極端には下がってくれないんだよね
側孔漏れなら尚更だね
機械を頼っていてはイケないと思い知らされた出来事だった...(苦笑)
この後は、ラウンドを増やしたり、
認知症など危険性の高い患者さんの近くに監視をつけたり
必ずシャント肢が見えるよう、
掛布やオイフを掛けないなどを徹底するようにした
テープ固定も工夫したけど、
いくら頑丈に固定したところで人間の力には及ばない...
出血感知センサなるものも販売されていて
デモしてもらったことあったけど、
センサシートの上にシャント肢を
大人しく載せておいてくれれば良いけど
前述の事例の患者さんのような方は、
敷いているオイフですら、
気づいたら背中やお尻の下にあったり、
ベッドの下に落としているから
恐らく役に立たないだろうと思い、
採用しなかった経緯がある
皆さんのところでは、どのように対策されてますか?
オレも何度か経験済み
幸い死亡や後遺障害にはつながらなかったけど
かなりヤバイ事例もあったな...(汗)
透析中に血液漏れ 看護師の固定ミス、兵庫
共同通信社(m3.com)より
兵庫県病院局は20日、県立尼崎病院で60代女性の人工透析中にチューブの接続部が外れて血液が漏れ、女性が一時ショック状態になる医療事故があったと発表した。昇圧剤の投与や輸血で女性は回復し、後遺症はなかった。看護師が接続部をしっかり固定していなかったことが原因。
病院局によると、7月3日朝、透析を開始したが、約20分後に女性が不調を訴えた。顔色が悪くなり、呼び掛けにも応じなくなったため、看護師が布団をめくって確認すると、浄化された血液が体内に戻る部分のチューブの接続が外れていた。600~800ミリリットル漏れたとみられるという。
病院局はこのほか、姫路循環器病センターで5月、60代女性の大動脈解離の手術後、体内にカテーテル約10センチを残したままにする医療事故など2件も発表した。
(以下はオレの経験談です)病院局によると、7月3日朝、透析を開始したが、約20分後に女性が不調を訴えた。顔色が悪くなり、呼び掛けにも応じなくなったため、看護師が布団をめくって確認すると、浄化された血液が体内に戻る部分のチューブの接続が外れていた。600~800ミリリットル漏れたとみられるという。
病院局はこのほか、姫路循環器病センターで5月、60代女性の大動脈解離の手術後、体内にカテーテル約10センチを残したままにする医療事故など2件も発表した。
軽度の認知症の患者さんで、
いつも落ち着きなく体動が多かったのだが、
注意したらしばらくは落ち着くので
遠目で見守りという対応をしていた
その日に限って寒がるので、
掛け布を多めに掛けてあげることに...
最初はシャント肢だけ見えるよう捲っていたのだが、
体動のせいで掛布が被ったのか?自分で掛けたのか?
シャント肢が隠れてしまい遠目ではパッと見、確認できず...
定時のラウンドの際、
顔面蒼白で痙攣(意識喪失)しているのを発見
慌てて布団を捲ってみると、
V側穿刺針が自然抜針し、辺りは血の海っ!!!
(記録には500~600mLとしたけど正確には測れてない...汗)
緊急輸液など処置が功を奏し、間もなく意識は回復
幸いなことに後遺障害もなく無事だったという事例
静脈圧警報は結構、シビアに設定してたんだけど
高流量で廻していると、針抜けたくらいじゃ
圧って極端には下がってくれないんだよね
側孔漏れなら尚更だね
機械を頼っていてはイケないと思い知らされた出来事だった...(苦笑)
この後は、ラウンドを増やしたり、
認知症など危険性の高い患者さんの近くに監視をつけたり
必ずシャント肢が見えるよう、
掛布やオイフを掛けないなどを徹底するようにした
テープ固定も工夫したけど、
いくら頑丈に固定したところで人間の力には及ばない...
出血感知センサなるものも販売されていて
デモしてもらったことあったけど、
センサシートの上にシャント肢を
大人しく載せておいてくれれば良いけど
前述の事例の患者さんのような方は、
敷いているオイフですら、
気づいたら背中やお尻の下にあったり、
ベッドの下に落としているから
恐らく役に立たないだろうと思い、
採用しなかった経緯がある
皆さんのところでは、どのように対策されてますか?
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