2012年11月20日火曜日

期待膨らむ透析液清浄化ツール

透析液細菌検査、高精度で即時に- 千葉科学大・楢村氏ら共同開発

CBnewsより
人工透析患者の合併症の原因となる透析液の汚染に関して、従来では検出の難しかった種類を含む広範囲の細菌をリアルタイムで検出できるシステムを、千葉科学大の楢村友隆助教と、計測機器製造のリオンが共同開発した。20日、記者会見で発表した。
開発された生物粒子測定装置(20日、東京都)  人工透析では、血液中の尿毒素をフィルターを通して透析液に排出することで、腎臓の機能を代替する。一方で、透析液中には細菌が出す毒素や死滅した細菌の破片などがあり、これが血液に移行するリスクもある。このため学会などでは、透析液中の細菌の量が基準以下であるかどうかを定期的に検査することになっているが、現在一般的な「培養法」では、▽細菌の99%は培養できない▽結果が出るまでに10日ほど時間がかかる-などの問題があるという。

今回開発したのは「生物粒子測定装置」で、水中の微粒子にレーザー光照射することにより、細菌を含む生物細胞の自家蛍光物質を検出し、細菌の数を計測できる。リアルタイムで検出状況が表示できるため、細菌に対し迅速に対応できる。楢村氏によると、大量に透析液を体内に入れ、より厳密な透析液の汚染管理が求められるオンラインHDF(血液透析濾過法)が近年普及しており、リアルタイムの計測の必要性は高まっているという。
人工透析は週3回で、透析液は1回当たりで120-150リットル使用。使用量の多さから、透析液は各医療施設で水道水を用いて作っている。楢村氏は「装置の有効性はすでに証明できているので、(水処理と薬剤の溶解後に通過する)透析液供給装置に設置する形での実用化を考えている」との見通しを述べた。
精度は標準菌・透析液分離株を懸濁させた透析液について、
公定法である培養法と比較したところ、
このシステムは優れた検出能を有すると
国際血液浄化学会と日本防菌防黴学会で発表されていたとのこと

迅速検出法での測定時間は、
従来は「バイオプローラー」の10分が最速でしたが、
リアルタイムで検出でき、
しかも、オンラインでの測定を目指しているようで期待大ですね
更に安価なら言う事なし
TOC測定装置なんか200〜500万ですからね(汗)

1 件のコメント:

  1. 「透析液供給装置に設置する形での実用化を考えている」とのことですが、小型化して各ベッドサイド透析装置で使用できるようにして欲しいですね。
    重要なのはダイアライザ前、補充液として使用する直前ですからね。
    個人用透析装置は置き去りですか...(悲)

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