1年前を振り返って

2012年3月11日日曜日

時事ネタ

およそ2万人もの死者・行方不明者を出した
あの未曾有の大惨事が起きたのは1年前の今日

この日、オレは休暇で自宅にいて
目前に迫っていた血液浄化専門臨床工学技士認定試験の
試験勉強の真っ最中(後に延期となりましたが...)

自宅のある地域は地震がほとんどないことでも有名
...にも関わらず揺れを感じたため慌ててTVを点けたら、
全ての放送局でパニック映画さながらの映像が流れていて、
試験勉強どころではなくなった

TVを見ている限りでは
政府や報道はパニックを起こしているように見受けられた
Webの掲示板やTwitterなどのSNSでも情報が錯綜し、
被災地から遠く離れた所に住んでいるにも関わらず、
だんだん気持ちが焦ってくるのを実感しました

何かせずにはおれずBlogやSNSで
片っ端から情報を流し続けていましたね
http://oompa-de-loompa.blogspot.com/2011/03/blog-post_11.html#uds-search-results

地元旭川の赤十字病院からDMATで被災地に行かれたり
知人の自衛官も挙って出動しているのを目の当たりにし、
自分も何か協力できないかと必死に考えておりました

当院では被災地からの透析患者さんの受け入れ体制も整えておりましたが
全国数多くの施設さんで受け入れが進んでいたおかげで
遠く旭川まで来られる患者さんはいませんでした

結局、募金しか協力できなかったなぁ...

最近の報道はもっぱら福島第1原発事故ばかり
復興の進捗や未だ深刻であろう被災地の状況が
なかなか伝わってきておりません

しかし、あれだけ甚大な被害が出ているのですから、
1年やそこらで復興できるはずもなく、
また、心の傷も簡単に癒えることもなく、
被災地では未だ"震災"は終わっていないんですよね...

TVの復興支援特番でキャスターの方(櫻井翔くんだったかな?)が、
「この日のことを忘れず、後世に伝えていくことで今後の防災につながる」と言っておりました
この震災の教訓を生かし、
医療のみならず地域活動にも役立ててもらえることを切に願います