モンスターペーシェント

2011年11月7日月曜日

お仕事 時事ネタ

病院はあなたを守ってくれますか(上)- 「院内暴力・暴言、セクハラ」

CBnewsより一部抜粋
医療機関は、院内での暴力・暴言、セクシャルハラスメント対策を急いでいる。「かつては看護師が患者に胸を触られても、師長に我慢しなさいと言われ済まされてきたが、今はそうはいかない」(ある病院総務職員)。対策を怠れば、職員は「病院は自分を守ってくれない」と感じて辞めていく。病棟で大暴れする厄介者は、一握りの「モンスターペイシェント」と片付けるのは簡単だが、医師との意思疎通に不満を持つ患者やその家族が、いつそれを爆発させるか分からない。解決の糸口はあるのか。(君塚靖)

「看護師Aさん(女性、30代)は、慢性腎不全で週3回の透析治療中の患者(男性、70代)から、日常的に『アホ』などの暴言を繰り返され、清拭などのケア時には、殴る、蹴るの暴力を受けていた」

これは実際に起きた暴力・暴言の一例だ。ハラスメント対策に詳しい筑波大大学院の三木明子准教授(人間総合科学研究科看護科学専攻)は、問題が生じる背景には、典型的なパターンがあると指摘する。暴力を振るう患者は、弱い立場の人をターゲットに選び、被害者となる看護師は、それが暴力だとの認識が乏しく、「患者を怒らせてしまった」「自分に落ち度があるのではないか」などと思い込み、繰り返しハラスメントを受けるという。

三木氏はまた、医療者の職業意識も影響していると分析する。「性善説で成り立っているのが医療。人を助けるとか、苦しんでいる人を診ようという気持ちがないと医療職には向いていない。患者が粗暴化したり、セクハラするとか初めから、考えていない。その意識が一部の患者の抑止にならず、暴力を助長している」。

(つづきはこちら
うち透析室には、日常的に「バカ」「アホ」はあたりまえ
穿刺がちょっとでも痛ければ「下手くそ!」
他の患者と話していれば「うるせぇ!」
下ネタによるセクハラは日常茶飯事
…というような、一部モンスターっぽい患者がおります

幸いなことにしっかりした患者さんからの暴力は今のところない
(一般外来ではあったらしい)
認知症の患者さんに穿刺する際に、
看護師が顔を蹴られたということはあったが…(苦笑)

うちの病院ではコードブルーならぬ"コードホワイト"なるものがある
どこぞの部署で患者が暴れるなど問題を起こしたら、
院内放送で「業務連絡。○階病棟、コードホワイト」と呼び出しがかかる

すると、最寄りにいる男性職員は、その場に集合し、問題の患者を取り囲む
病院というところは看護師など女性がメインの職場
力のある男性に手を出されては、下手したら大事に至る場合がある
最終的な対応は事務方の管理職が行うが、
まずは職員の身の安全の確保が最優先ということです

学校にしても病院にしても、
"先生"と呼ばれる方々の威厳がなくなったせいなのか、
日本国民の権利意識が高まったせいなのか、
意味不明な自己主張をする人々が増えて困ります
そういう方々には"常識"を持って対応するしかないのでしょうが…