ISOで新たな指針を検討

2011年9月26日月曜日

お仕事 時事ネタ

「日本透析医学会雑誌44巻8号」を読んでいて
平成23年度(2011年度)事業計画で気になる記事を発見

(以下P734の記事を抜粋)
4. 学術委員会
2)小委員会活動
(1) 血液浄化療法の機能・効率に関する小委員会(川西秀樹委員長)
① 国際標準化機構(ISO)にて新たに「透析治療における医療製品の安全な使用のためのガイドライン」が検討されることとなった.これまでの透析液清浄化基準と合わせて討議するため,日本臨床工学技士会,日本医療器材工業会人工腎臓部会の協力を得て「ISO対策ワーキンググループ」を継続する.さらにISO会議(ブラジル,平成23 年9 月)に委員を派遣し,引き続き本邦の見解をISO基準へ反映させる.
透析治療における医療製品…って
ダイアライザ、回路、穿刺針に代表される材料や
透析装置などの医療機器、
透析液や抗凝固剤などの薬剤もある

それらの安全管理指針として、本邦では日本透析医会の
透析医療機関における医薬品・医療機器安全管理への対応マニュアル
がありますが、些か簡単すぎる印象だったので、
ISOで十分討議されることを期待します

その他に「エンドトキシン阻止フィルタ管理基準」の検討や
「血液透析療法治療ガイドライン」作成に向けての動きが、
簡単ではあるが掲載されていた

ETRFは医療機器として認可されるのか?
透析量などの基準が明確にされるのか?
透析患者数が減少の兆しが見えていても
まだまだ話題は尽きないですネ