EVALを見直す

2011年1月8日土曜日

お仕事

「EVAL膜を今一度見直そう!」的な大規模多施設共同研究が行われている
70歳以上の高齢透析導入患者を対象に
①EVAL膜使用群 と
②β2MG-CL≧50ml/minの膜(ビタミンE固定化膜は除く)使用群 に分け
検査データや透析条件、合併症発症や入退院などの追跡調査を行うというもの

何で今更EVAL?
昨秋参加した「血液浄化工学ビデオセミナー」でもベタ褒めしてたっけ・・・

この研究に当院も参画することに
うちで採用しているダイアライザー
ヘモダイアフィルターを除いてはⅣ型とⅤ型ばかり

昨春のon-lineHDFが認可される以前の話、
当時行っていたエセon-lineHDFために、
大多数の患者をⅣ型、Ⅴ型にした経緯があった
現在もそのままHDで使用している

ちなみにうちで現在採用しているダイアライザーは、
FDY-GW(Ⅳ)、VPS-HA(Ⅳ)、FX-S(Ⅴ)、APS-EX(Ⅴ)と
ABH-P(ヘモダイアフィルター)の5種類、もちろん膜面積は様々

高齢者だろが導入期だろうがこれらHighFlux膜しか使用していないので
対象となる患者は②しかいないな
導入期のFirst Choiceは小面積のFDY-GW
たまにVPS-HAもいたが、VE固定化膜は除外らしいのでNG

この研究に参加するからというわけではないが、
うちもEVAL膜(KFシリーズ)を採用してみようかと思う
サンプル取り寄せて、試用してみることに
面白い結果が出たら報告いたします