考えすぎ? (-公- ;)ウーン

2010年3月13日土曜日

お仕事

事務方より4月から「透析液水質確保加算」の算定ができるように準備して欲しいと・・・
正直、簡単に考えていた ヾ(▽^  )ゞラクショウ

当院では以前よりon-line HDFを行っており、
水質には気を遣ってきたつもり σo ̄)ホッホォ~
ET検査を迅速に行うため測定装置を透析室に完備し、
Bacteria検査は吸引ポンプを使ってのMF法を行っている


その他にクロラミン(総塩素 - 遊離塩素)や硬度等々原水や透析用水などの水質検査は怠らない
ETRFもメーカー推奨サイクルで交換している
古い人間なので未だに”カットフィルター(ETCF)”と言ってしまうが・・・ (∩_∩)ゞオハズカシィ

算定要件にある「関連学会の定める透析液水質基準」=「透析液清浄化ガイドライン」と思われる
この加算の話が出るまで、ガイドラインをサラッと見はしたものの
熟読したことはなかった (●・∇・●)>"エヘッ
正直、「ET測定と細菌培養をマメにやってりゃ大丈夫!」くらいに考えていたが、
考えすぎかもしれないが「加算の算定要件」=「ガイドラインの遵守」だとしたら、
とんでもない甘い考えであったと思われた il||li(A´・ω・)ャ'`゙ィ

on-line HDFの場合、”望ましい”となってはいるが「日本薬局方の無菌試験に準ずる」って・・・
ETやBacteria検査の他ににTOC(全有機炭素)測定等々が加わる
他の施設さんはここまでやっているのだろうか?
日臨工・透析液等WGメンバーの方が文献で紹介していたが・・・

未だ噂の域を脱しないが、近々on-line HDF専用装置の認可が下りる話とも関連がありそう
専用装置を使用しないとできなくなるのか?
現状のボトルHDF同様、適応が決められた形で診療報酬に掲載されるという噂もある

今までon-line HDFを行ってきた施設は合併症予防など、
HDではなし得なかったことを解決する目的で積極的に行ってきた
無論、持ち出し(サービス)で (・∀・)チゴイネ!

専用装置の使用はバリデーションの兼ね合いから致し方ないが、
いまさら適応を決められるとほとんどの患者で止めなくてはならなくなる
誰も”お金”が欲しいなんて言ってないのに・・・ ∑d('ε'*)

「透析液水質確保加算」を安易に収益が増えると考えると痛い目に会うかも
逆にきちんとお金をかけて管理しないと認められなくなりそう
民主党政権になって表面上は落ち着いたかに見えた”透析イジメ”も、
別な形で厳しさを増しそうだと思うのはオレだけだろうか・・・(-_-)ノ゛カンガエスギダッテ

ちなみに「透析液水質確保加算」は担当医師と相談した結果
安易に手を出さず様子を見ていこうと
ガイドラインを完璧に遵守できる体制・設備を整えてからでも遅くはないという結論に達しました
ゴメンネ事務長 (-д+)>"