穿刺が上手くいかなかった時の
理由(言い訳)に「血管が深かった」...というのをよく聞く!?
実際、あり得なくね!?
深い = 皮下組織が厚くて、
そもそも血管の位置を正確に触知できてもいないんじゃねぇの?
そのくせに、
「エイッ!」と勢いに任せて刺すからだろ!
深い」ってわかってるくせに
針先が血管に当たってもいないうちから
針を倒し(寝かせ)ながら刺入する輩って多いよね
そもそも穿刺の基本って、こんな↓感じだよね
(自分マニュアルですので、ご参考まで:笑)
- 皮膚穿刺時の角度のまま、血管に当たるまで刺入
- 血管に針先が当たったら"刺入を止め"、針先を持ち上げるように針の角度を倒す
- 針先が血管底面に当たらないよう(血管に対して水平近くになるくらい)に刺入(留置針の場合は、内針を抜いて外套針のみ進める)
「1!、2!、3!」と、
一つ一つの動作毎に動きを止めながらネ(笑)
よく流れるように刺すとか言ってる人いるけど、
これって、倒しながら刺入している典型だよね(苦笑)
皮下を通る距離や時間が余計に長くなるから、
刺される方も痛い痛い(汗)
...で、話は戻って、
血管が深いんだったら、
当たる(届く)まで、
その角度のまま刺入を進めなきゃ
そこに血管があれば、
どんなに深くても当たるはず
しか〜し
深さを見誤ってか?
深く刺すことに恐怖感があるのか?
流れるように刺すのがカッコ良いからか?
血管に針先が到達しないうちから、
角度を寝かせちゃうものだから、
なかなか届か(当たら)ない!?
正確に触知(把握)できてなければ、
お話にもならないけどね(苦笑)
当たらなければ、
そのままの位置で無理に探ったりせず、
皮膚近くまで抜くなり、完全に抜針するなりして、
位置や角度を見直して、
再チャレンジする勇気も必要かもな
無理な探りは、患者さんの苦痛の増強や、
血管や周囲組織へのダメージを念頭に置いて
行って下さいね(汗)
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