慢性維持透析(血液透析)って、
たくさんの患者さんを、
限られた空間で、
ほぼ同一時間帯に一斉に行う
...で、ほとんどの施設って、
患者さんの人数 > 医療スタッフ人数だよね
少ないスタッフで効率的に捌こうとして
流れ作業的になる傾向にあるように見受けられる
ホイ(*ノ・ω・)ノ□ヽ(・・ヽ*)ヨッ (〃゚∇゚)っ□ヽ(・ω・ヽ*)ホイサ
10年前と少々古いデータなんだけど
透析の患者さんの人数を
透析室配属の看護師と臨床工学技士を合わせた
医療スタッフの全数で除した、
スタッフ一人あたりの
患者受け持ち人数の全国平均はおよそ5人
近年の診療報酬改定で、診療単価が減っているから、
収益確保のため、
人件費減=受け持ち患者数は増加してるんだろうな(苦笑)
[ブラックキギョウ]~(▼皿▼)¥~(×ω×)ゴカンベンヲ~
ちなみに当院の現状は
スタッフ一人あたり7.66人!?(汗)
1クールあたりの患者数と実勤務者で算出した場合の、
スタッフ一人あたりの受け持ち患者数は5~6人かな...
それでも同時間帯に、
これだけの患者さんを同時に
お世話しなきゃならんことを考えると、
看護助手さんや介護さんの活用や
業務の効率化は必須
安全が最優先なのは言うまでもないが、
効率化と両立させるには、
スタッフのスキルアップはもちろんのこと、
優先順位に従った業務実施が必要不可欠
もちろん、単純な流れ作業にならないようにね
ホイ(*ノ・ω・)ノ□ヽ(・・ヽ*)ヨッ (〃゚∇゚)っ□ヽ(・ω・ヽ*)ホイサ
透析業務で考えなきゃならん優先順位って?
単純に...
返血と開始(穿刺)、どちらが優先?
血圧測定と処置(穿刺・返血含む)、どちらが優先?
調子が悪い患者さんと
時間に追われて早く穿刺してほしい患者さん、どちらが優先?
次の患者さんが穿刺を待っているからと、
他の患者さんに目もくれず片付け~準備が優先かい?(苦笑)
...ってことをハッキリさせておこう!
チャウチャウ(;-_-)ノ゛
...ってことじゃなく、
重要性と緊急性を理解して、
臨機応変に対応できるようにしておけ!ってこと
患者さんが体調変化が起きやすいなど
リスク発生が多くなる可能性が高いのは...
透析中 > 返血後 > 穿刺前
...だよね
しかし、サービス意識が過剰すぎたり、
患者さんに凄まれると...
穿刺前 > 返血後 > 透析中
...になりがち!?(苦笑)
各施設毎の業務の流れにもよりけりだけど、
皆が当たり前と思っていることでも、
スタッフのスキルによっては、
理解できていない輩も少なくないよね
「あの患者さんは、あと何分で返血」
「こちらの患者さんは、顔色が悪いので要観察」
「そちらの患者さんは、血圧が下がり気味なので要注意」
...等々
常に透析室をラウンドして、
患者さんの状態観察とともに、
重要性や緊急性に時間軸を鑑みた、
大局的な状況把握に努めること!
うちでは、透析通信システム(FNW+)導入してるけど、
実際に患者さんの顔色を伺わないと、
端末上で数値だけ見てたって、
状態把握なんてできないんだよね
カタカタカタ( * ̄ヘ)o"_/| ( ̄Θ ̄;)アノ~チョウシワルインスケド...
でも、透析室のスタッフって、
スタッフホイホイ(ナースステーションのことね:笑)に
自然と集まる傾向にあるからな(苦笑)
/ ̄ ̄\ ヘ(・、ヘ)ホイヘ(・、ヘ)ホイヘ(・、ヘ)ホイヘ(・、ヘ)ホイ....
ラウンド(状態把握)を怠ることで、
返血が重なる時間帯や些細なトラブル発生など、
ちょっと忙しくなった程度でパニックに陥りやすくなる
アァシテコゥシテ(。Д゚;≡;゚Д゚)(゚m゚;)ツギハ!?
...なので、
うちでは、強制的にラウンドされるように、
各透析装置で患者さん毎に
血圧測定時間のタイマをセット!
全患者さん、開始時間のズレの分
数分おきにバラバラに
タイマが報知されるもんだから、
スタッフの誰かしらが、
常にベッドサイドに向かうことになる(汗)
イソガシイゾォ!(q`0´p)(#゚э゚)qブーッ ε=(`ヘ´)オレサマガルールジャ!
そのベッドの近隣や行き来の途中の患者さんも
通りすがりに顔色やら装置のモニタのチェックもして来い!
...としている(笑)
コッチヨシ!^(・д・。三*´Д`)σアッチモヨシ!
特定の患者さんに留まらず、
できるだけ視野を広くもって観察するべし!
「こっちの患者さんは血圧測定の時間で、
そっちの患者さんは返血の時間が迫っているんだけど、
あっちの患者さんが調子悪くなって処置が必要かも...(汗)」
「こっちの患者さんは、
調子良さげなので、血圧測定は少し待ってもらおう」
「そっちの患者さんも大丈夫そうだなんで、
透析運転停めて、他のスタッフの手が空くまで返血待機」
常に全体の把握に務めるようになり、
自然と優先順位付けが確立されるようになる
これができないと、かえって効率を悪くし、
無意味に忙しくなるばかりか、
安全を脅かすことにも繋がりかねないからね(汗)
たくさんの患者さんを、
限られた空間で、
ほぼ同一時間帯に一斉に行う
...で、ほとんどの施設って、
患者さんの人数 > 医療スタッフ人数だよね
少ないスタッフで効率的に捌こうとして
流れ作業的になる傾向にあるように見受けられる
ホイ(*ノ・ω・)ノ□ヽ(・・ヽ*)ヨッ (〃゚∇゚)っ□ヽ(・ω・ヽ*)ホイサ
10年前と少々古いデータなんだけど
透析の患者さんの人数を
透析室配属の看護師と臨床工学技士を合わせた
医療スタッフの全数で除した、
スタッフ一人あたりの
患者受け持ち人数の全国平均はおよそ5人
近年の診療報酬改定で、診療単価が減っているから、
収益確保のため、
人件費減=受け持ち患者数は増加してるんだろうな(苦笑)
[ブラックキギョウ]~(▼皿▼)¥~(×ω×)ゴカンベンヲ~
ちなみに当院の現状は
スタッフ一人あたり7.66人!?(汗)
1クールあたりの患者数と実勤務者で算出した場合の、
スタッフ一人あたりの受け持ち患者数は5~6人かな...
それでも同時間帯に、
これだけの患者さんを同時に
お世話しなきゃならんことを考えると、
看護助手さんや介護さんの活用や
業務の効率化は必須
安全が最優先なのは言うまでもないが、
効率化と両立させるには、
スタッフのスキルアップはもちろんのこと、
優先順位に従った業務実施が必要不可欠
もちろん、単純な流れ作業にならないようにね
ホイ(*ノ・ω・)ノ□ヽ(・・ヽ*)ヨッ (〃゚∇゚)っ□ヽ(・ω・ヽ*)ホイサ
透析業務で考えなきゃならん優先順位って?
単純に...
返血と開始(穿刺)、どちらが優先?
血圧測定と処置(穿刺・返血含む)、どちらが優先?
調子が悪い患者さんと
時間に追われて早く穿刺してほしい患者さん、どちらが優先?
次の患者さんが穿刺を待っているからと、
他の患者さんに目もくれず片付け~準備が優先かい?(苦笑)
...ってことをハッキリさせておこう!
チャウチャウ(;-_-)ノ゛
重要性と緊急性を理解して、
臨機応変に対応できるようにしておけ!ってこと
患者さんが体調変化が起きやすいなど
リスク発生が多くなる可能性が高いのは...
透析中 > 返血後 > 穿刺前
...だよね
しかし、サービス意識が過剰すぎたり、
患者さんに凄まれると...
穿刺前 > 返血後 > 透析中
...になりがち!?(苦笑)
♭(▼皿▼メ)オウオウ、オレサマガサキダゼ
患者さんの状態や各施設毎の業務の流れにもよりけりだけど、
皆が当たり前と思っていることでも、
スタッフのスキルによっては、
理解できていない輩も少なくないよね
「あの患者さんは、あと何分で返血」
「こちらの患者さんは、顔色が悪いので要観察」
「そちらの患者さんは、血圧が下がり気味なので要注意」
...等々
常に透析室をラウンドして、
患者さんの状態観察とともに、
重要性や緊急性に時間軸を鑑みた、
大局的な状況把握に努めること!
うちでは、透析通信システム(FNW+)導入してるけど、
実際に患者さんの顔色を伺わないと、
端末上で数値だけ見てたって、
状態把握なんてできないんだよね
カタカタカタ( * ̄ヘ)o"_/| ( ̄Θ ̄;)アノ~チョウシワルインスケド...
でも、透析室のスタッフって、
スタッフホイホイ(ナースステーションのことね:笑)に
自然と集まる傾向にあるからな(苦笑)
/ ̄ ̄\ ヘ(・、ヘ)ホイヘ(・、ヘ)ホイヘ(・、ヘ)ホイヘ(・、ヘ)ホイ....
ラウンド(状態把握)を怠ることで、
返血が重なる時間帯や些細なトラブル発生など、
ちょっと忙しくなった程度でパニックに陥りやすくなる
アァシテコゥシテ(。Д゚;≡;゚Д゚)(゚m゚;)ツギハ!?
...なので、
うちでは、強制的にラウンドされるように、
各透析装置で患者さん毎に
血圧測定時間のタイマをセット!
全患者さん、開始時間のズレの分
数分おきにバラバラに
タイマが報知されるもんだから、
スタッフの誰かしらが、
常にベッドサイドに向かうことになる(汗)
イソガシイゾォ!(q`0´p)(#゚э゚)qブーッ ε=(`ヘ´)オレサマガルールジャ!
そのベッドの近隣や行き来の途中の患者さんも
通りすがりに顔色やら装置のモニタのチェックもして来い!
...としている(笑)
コッチヨシ!^(・д・。三*´Д`)σアッチモヨシ!
特定の患者さんに留まらず、
できるだけ視野を広くもって観察するべし!
「こっちの患者さんは血圧測定の時間で、
そっちの患者さんは返血の時間が迫っているんだけど、
あっちの患者さんが調子悪くなって処置が必要かも...(汗)」
「こっちの患者さんは、
調子良さげなので、血圧測定は少し待ってもらおう」
「そっちの患者さんも大丈夫そうだなんで、
透析運転停めて、他のスタッフの手が空くまで返血待機」
...っていう判断もできるようになるしね(笑)
こうして、スタッフが個々が危機意識を高めることで、常に全体の把握に務めるようになり、
自然と優先順位付けが確立されるようになる
これができないと、かえって効率を悪くし、
無意味に忙しくなるばかりか、
安全を脅かすことにも繋がりかねないからね(汗)
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