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楽なようで楽じゃない透析通信システム

透析の業務の中で、
一番、面倒くせぇのが、コストの確認作業

使ったモノやら薬やら、
治療モードに施行時間の果てまで、
きっちりコストが取れるよう、
正しくレセコンに入力してもらわにゃならんので、
コスト表に漏れや誤りがないよう、
患者さん一人ずつ記入と確認を行う

これも日常業務の一環(汗)

収益に関わる部分なので、
きちんとしないと、我々の給与にも関わる(苦笑)

手書きのコスト表の時は大変だったなぁ...
「こんなのオレらの仕事かよ!」と、
文句言いながらやってたっけ(苦笑)

IT化が進む昨今、
透析施設には透析通信システムなるものが導入され、
省力化が図られている

コンピュータシステムに、予め条件等々を記憶しておき、
ベッドサイド端末で、その都度使用したモノを入力

すると、自動で透析記録と同時にコスト表を作成してくれる優れもの
一見、便利そうなんだけど、
医事係は、レセコンに手入力しなきゃならんし、
カルテには、別途記載が必要

電子カルテなんぞ導入しようものなら、
こちらへも入力しなきゃならんので、手間が倍増(汗)

各々単体で導入するよりは、
透析通信システムと電子カルテを連携させた方が
メリットが大きい

...で、うちは双方導入し、
コスト入力の部分で連携させている

透析通信システムは日機装社の「Future Net Web+」(FNW)
電子カルテは、パナソニックの「Medicom HR-Ⅲ」(カルテ)
診療所向けのレセコン一体型

連携実績があるということで、
これらに決めた次第

...で、患者さんが後体重を測定したら、
FNWで「確認」ボタンが現れる
患者名をクリックすると、
経過画面が表示されるので、
透析時間や治療モード、
使用した材料や投薬を確認
滞りなく確認したら、
「確認」ボタンをクリック

複数の患者さんを次々確認し、
「確認」を一括処理することも可能(笑)
数分の時間差を経て、
電子カルテに治療内容(経過表)とコストが飛ぶ
無事データが飛んだら、
患者一覧画面に表示されるので...
一人ずつ患者さんのカルテを開くと、
コスト内容の確認画面が出現するので、
確認して「OK」
次に経過データを確認し「OK」
するとカルテの2号用紙の左右にそれぞれ自動入力
最終的には担当医の承認が必要なので、
最後に医師に確認してもらったら、
あとは、月末に勝手にレセプトに載る

手書き書類よりも一見、楽なようだけど、
これって医事係が楽なだけじゃね?

オレ等現場の医療スタッフの手間は
あんまり変わらないような気がするんだけどな...

コストだけじゃない

医師の指示も、カルテで確認→FNWに入力という
2度手間が発生

最近、ニプロさんは、「DiaCom Duet」なる、
電子カルテと一体型した通信システムを販売した模様

一体型ってことは、1端末1システムで
カルテと透析、双方を管理できるってこと?

従来の2システムと比べて、
医師指示とかコストの連携などの手間は減るのかな?

病院など他部署連携も気になるところ

営業さん来訪したら、根掘り葉掘り聞いてみよっと(笑)

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