余計なことしたら痛い目にあった(汗)

2014年1月27日月曜日

お仕事

先日は手抜きで失敗したお話をしたが、
今度は張り切り過ぎたら失敗した...と、言うお話(苦笑)

週イチでB剤溶解装置のメンテを行っている

その際、余ったB剤を廃棄して
サブホッパやらスクリューフィーダーを
綺麗に清掃している □ヾ(・ω・`;) フキフキ

...が、
フィーダーからミキシングタンクへ粉を落とす口を清掃中に
タンク内にガーゼを落とすという不始末をしでかしてしまった (。o・~)アッ!
この口の周りをガーゼで拭きながら、
湿気でこびりついた粉末をタンク内へ落とす...
通常はシャッターが閉まっている状態で行うのだが
その前にサブホッパ〜スクリューフィーダー部に残っている粉を落とすのに
シャッターを開けていたのをすっかり忘れて作業してしまい
鉗子の先にガーゼを挟めてフキフキしてたのだが、
何かに引っかかってガーゼがポロリと落ちてしまった!?

更にサブホッパ〜スクリューフィーダー部の粉を落とす際に
ミキシングタンクに粉末が溜まり過ぎないよう
手動で水を流していたのを止めずに行ってしまったため
ガーゼの行方が心配された...
とりあえずミキシングタンクを開けて確認せねば(汗)

...と、思ったら工具がない!?
いくら歴史ある当院でも工具ぐらいあるだろうと高括っていたが、
中途半端にかき集めた使い物にならない古い道具しかなく
この装置に合う工具が何一つないことが発覚

ホームセンターに買いに行くことも考えたが
とりあえず急いで確認したかったので
当院からほど近くにあるメーカーの営業所に電話...
お恥ずかしい限りだが、担当の方に来ていただくこととなった(汗)

ミキシングタンクを開けたらヒーターにガーゼが引っかかってた
その先のポンプやら電磁弁でなくて良かった

...と、安心したのも束の間
翌日、透析開始直後
溶解装置の濃度が上がらないぞ!っていう警報が鳴り響く

何事?

装置内部を観察してみると、
ミキシングタンク内を撹拌するポンプが空回り状態
これはもしや前日のガーゼが残っていて
ポンプに絡まったのか?

警報を解除すると、溶解装置の濃度は低いままだが
供給装置は正常...浸透圧も電解質もOK!?

要は撹拌ポンプの先にある濃度センサに
液が到達していないだけの様子

ミキシングタンクではきちんと撹拌されていないが
貯槽(サブタンク)に液を落としこんでから
送液ポンプからリターンラインがあるので
そこで、ある程度撹拌されていたようで
供給装置側の濃度は安定していたので
そのまま透析続行

しかし、撹拌ポンプの空回りも治ることはなかったので
ずっと溶解装置の側から離れることができなかった...(汗)

そして、夜間透析が終わってから、
ようやく原因究明のための分解作業開始

前日でトラブルは解決したと思い、
まだ工具を買いに行ってなかった...(苦笑)

また担当営業の方のお世話になるのも申し訳なかったので
工具だけお借りして自力で治すことにした(恥)
まずは、ポンプを本体から下ろすため
チューブ類を外してみたら、さっそく原因が顔を覗かせていた(苦笑)
ポンプヘッドを外してみると
思いっきり絡まってるやないか〜!
かえってプロペラなんかに絡まって
破損なんかしてたら大変だったかもな(汗)
ついでにマグネット部も外して
綺麗に清掃してから組み立てることに...
そういえば、ミキシングタンクでロクに撹拌されないで
サブタンクに液を落としこんでいたので
もしかしたら、溶けきっていない粉末製剤が貯まっているかもしれん...

念の為、タンクも開けてみたら
案の定、このザマ...
お湯で一気に洗い流してやりました(苦笑)
アチチチッ(゚皿゚;) ジャーε=三(_ ̄ゝ)ネットウショウドク〜

久々の医療機器の分解清掃は結構、楽しかったかも...(苦笑)