停電対策

2012年10月27日土曜日

お仕事

電気設備点検のため院内全館で停電
医療機器に不具合が発生しないか立ち会うことに...
時間はほんの1時間程度

予定どおりの時間に停電開始
非常灯のフラッシュが眩しい!
発電機の排気の爆音がヘリコプターが来たのか?と思わさるほど...
近所迷惑も甚だしい(笑)
先日、本物の停電があって
予行練習が済んでるので安心して望むも
今回、落ち着いて点検に廻ってみると
問題点なり反省点が浮き彫りになった

危惧されていた圧縮空気が停止してしまう件は、
非常電源への切替え時間がおよそ7秒ということもあり
配管に残っている圧力のみで供給が停まることはなかった
(手動でのバルブ操作は行わなかった)

外付けコンプレッサーも試験的に動作させてみたが
同様に残留圧力のみで動作可能であった

ちなみに当院で使用している人工呼吸器(Servo-i/s)は
仮に空気の供給が停まっても
自動で酸素の供給で賄うようになっている
事前に注意を払っていたのが
人工呼吸器や輸注ポンプなどの治療機器のみ

生体情報モニタなどのモニタ機器類は
一時的に停止しても問題にはならないだろうと高を括っていたが
一部にバッテリを積んでいない機器があり
停電でOFFになってしまい
非常電源で通電後に手動で再起動が必要であったのだが
バッテリの搭載/非搭載の把握を怠っていたため
事前にアナウンスできず
一部、現場の看護師を慌てさせてしまうハメに...

非常電源から一般電源へ復旧時に
一時的な電圧低下があり、
配電盤から遠い部屋で使用中の人工呼吸器が
電圧不足で2秒ほどバッテリ運転になったことも確認できた
一般電源⇔非常電源の切替時の渦電流も心配されたが、
使用中の医療機器に不具合がでることはなかった

以上を踏まえて停電時の対策マニュアルを作成し、
各部署へ配布・周知するとします