2012年8月8日水曜日

医療機器の標準化にチャレンジ〜人工呼吸器編

特別理由がない限り、医療機器の機種は統一した方が、
操作性も同一となることで安全性が向上するし、
さらに消耗品や交換部品も統一でき
メンテナンス性やコスト面でも有利となる

しかし、ほとんどの施設さんでは
各医療機器、複数機種保有しているんじゃないでしょうか?
うちもご多分に漏れず標準化はされておりませぬ

シリンジポンプ = 1メーカー3機種
輸液ポンプ = 2メーカー2機種
人工呼吸器 = 2メーカー4機種
セントラルモニター = 2メーカー4機種
ベッドサイドモニター = 3メーカー4機種

...等、他施設さんと比べて、まだ良い方かもしれませんが、
古い機種と最新機種が混在していて
看護師からは「使い勝手が悪い!」と苦言が聞こえてくる

デジイチのお師匠様でもあるCENetwork管理人殿の施設では
数百台にものぼる輸液ポンプを機種統一のため全台一新し、
安全面、コスト面でかなりの効果をあげたと伺っております

当院はそこまで台数は多くないのでコスト面での効果は疑問
しかし、安全面に寄与することは間違いない

ただし、どれも高額なので簡単に買い替えとはいかない
だからといって少しずつ買い換えていたら、
そのうち新機種発売 = 旧機種は販売(製造)中止となり
さらに機種が増えてしまった...なんてことにもなりかねない

上層部で輸液、シリンジポンプの機種統一を画策しているようだが
現場(看護部)と事務方との駆け引きが上手くいっていないようで、
計画は停滞

着任してまだ間もないオレが出しゃばるのも気が引けるので
とりあえずは簡単にできそうなものから手を付けることにした

当院では人工呼吸器の使用頻度に一貫性がなく
多い時で10症例近く同時に稼働したり
少ない時は0という時も過去にはあったようで
資産として保有する台数を決めかねているのが現状

実際には保有台数3台(Servo900Cが2台とServo-iが1台)で、
それ以上稼働する際はレンタルで対応しております
現場(看護師)としては、同一機種で比較的新しい「Servo-i」か
廉価版で操作性がほぼ同一の「Servo- s」あたりを使いたいはず
しかし、事務方がレンタル費用を比較して、
より安いハミルトンの「ラファエル」を入れてしまったものだから、
さあ大変!
オレが着任した時には、すでにこの有様
人工呼吸器の巡回点検を始めるようになってから
看護師の苦言が聞こえてきていたので、
まずは、このレンタル人工呼吸器の機種統一から始めることとした

メーカーを呼び出してレンタル費用の交渉...と言っても
「全国、統一した価格でやっているので無理」と突っぱねてきやがった
ここで引き下がってなるものか!
高い利益率でやっていることを知らないとでも思っているのか?
過去の使用実績から今後、予測される使用数を多めに提示し
あるかわからない購入計画までチラつかせ
何とかラファエルと同等の価格にまで下げさせた

あとは事務方に安全性を訴え、納得してもらったところで
速攻で唯一使用中だったラファエルをServo-sと交換し
機種統一完了!
...と言っても900Cが残っているので
メーカー統一!といったところでしょうか...

すかさずラファエルの返却、
Servo-sレンタル機の増機の手配も済ませ
Servo-i → Servo-s → 900Cの優先順で使用してもらうことで
とりあえず一安心 ε=(´o`A゙フーッ

900Cは買い替えの方向で事務方と交渉を始めてみました
承認されるかは微妙ですが...

次は最大の懸案事項、
ポンプ類の標準化に首をツッコんでみるとします (- -;)ダイジョウブカナ...

2 件のコメント:

  1. シリンジポンプは、331以降の機種ならある程度安全性が確保され、急がなくてもよいかも?
    モニタも各病棟単位での使用のため後回しに・・・

    やはり、輸液ポンプが当面のターゲットでしょう!

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    1. やはりテルモなんですね。
      うちは元々トップ一色だったのですが、看護部長がテルモにご執心で、着任して早々事務方との間で板挟みになって困惑しております(汗)
      結果、標準化がなされれば管理も楽なんですけどね(苦笑)

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