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透析セット見直し

疑問に思っていても、長年の風習でそのままにしている事ってありますよね

透析終了後の抜針時の消毒って必要?

うちは穿刺時も抜針時も基本はポピドンヨードで消毒

穿刺の際の手順として...
①穿刺の際は、ポピドンヨードの乾燥を待って穿刺
②その消毒液が付着した状態で穿刺(刺入)部を滅菌透明ドレッシングで密閉
③その後で周囲をハイポアルコールで脱色
...としている

つまり透析中、穿刺針の刺入部位は
消毒効果を保ったまま密閉されている(...と思われる)

わかり難いかも...
要はこんなイメージね

それなら、透析終了後の抜針時に
刺入部にポピドンヨード含浸綿棒で"チョンチョン"ってしているの意味なくね?

厳密には刺入部を中心に周囲を消毒した後に
滅菌ガーゼを当てて抜針ってことになってますが、
抜針直前まで消毒効果が保たれているのであれば
ドレッシングを剥がした後に滅菌ガーゼ当ててそのまま抜針で良いのでは?

しかも、抜針時の消毒は乾燥まで待たずに、
ガーゼ当てちゃってるから、さらに意味がないと思われる

こんなことで、抜針用にディスポーザブルの処置セットを
1個65円(消毒液別)もかけて作らせていたのだからお粗末な話である

現行の透析セット(左:前セット 右:後セット)
今後は、ドレッシングが正しく密閉されないなどで
感染のリスクが高まった場合を除き抜針時の消毒をやめることにしました

ちょうど一年前に消毒液付きの透析セットを紹介したが、
価格が折り合わず採用を断念しておりました
しかし、後セットが不要となり前セットのみとなれば、
トータルで価格が下げられるので採用してもらえそう

前セットに紙シーツが入っているが、
穿刺時のシーツは、なにも滅菌である必要はない
後(抜針時)には別途、未滅菌のシーツを用意しているので、
これも無駄だと思われたので見なおすことに...

久しぶりにアグリスのサイトを覗きに行ったら、
TEATEC(テアティック)なる処置セットが新たにラインナップされていた



消毒液付のセットだが、ガーゼ類は入っていない
最近ではガーゼ類は単包で売られているので
必要な枚数入りの製品を購入した方が、無駄がなくてお得かも...


早速、サンプルを取り寄せてみた
写真下のスポンジ状の綿棒タイプが使い勝手が良さそうでした

万一の際の抜針時の消毒やその他の処置でも手軽に使えそう

現在、採用に向けて価格交渉中です! ソ、ソンナニ...(;=□=) ↙¥( ̄∀+ ̄)=3タノムゾ

コメント

サブロウ さんの投稿…
自己血管では抜針時の消毒は必要ないと思います。実際、利尻にいた頃はしてませんでした。
その間、感染もありません。
穿刺後にインジェクションパットで密閉し、そのまま圧迫枕子で圧迫すれば問題ありません。

現在は単包のアルコール綿で消毒していますがこれも問題ありません。
イソジン自体が必要無いように思います。

まあ、人工血管では厳密に消毒しますけどね。
匿名 さんのコメント…
サブロウさん

消毒剤に関しては、一長一短あるかもしれませんが、透析の穿刺程度であれば、どれもたいして変わらないと思っております
うちでは"密閉"することを前提で行っておりますので、抗菌スペクトルと持続性を兼ね備えたポピドンヨードが可もなく不可もなくといったところでしょうか...

抜針時の消毒をなくす話をしたら、看護師から「人工血管だけは...」という意見が出ております
意味のない消毒するくらいならやめようと思っておりましたが、あまりにも言うようなら、酒精綿で拭くというのも手ですよね
サブロウ さんの投稿…
コストと手間を考え単包の酒精綿を使ってます。
準備にも片付けにも手間がいらないので便利ですよ。

人工血管は感染に弱いのでやはり抜針時は必要かと思います。
しかし、消毒がいらないと言うデータでもあれば別です。必要が無ければ即、辞めたいですね。

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