賑やかな透析室 キャーヾ(≧▽≦ )( ; ゚□ ゜ )ノギャー

2011年11月5日土曜日

お仕事

うちはご高齢の認知症の患者さん多いんです

認知症の患者さんを透析する上で
差し迫って困ることと言ったら、
体動による自己抜針と大声で騒ぐこと
(#≧□≦)オ~イ Σ( ゜ д ゜ ;)☆ビクッ

体動が激しいというのは、
急に起き上がったり、腕を振り回したりと、
穿刺針が抜針してしまうという危険性を孕んでいる

以前は極力抑制せず、見守りという形をとっていたが、
ほんの短時間、監視を怠った隙に
自己抜針してしまう症例が増えてしまい、
中には布団の中で大量出血していて、
死にそうになった患者さんもいたため、
最近では家族に予め同意書を取って、
最低限の抑制をすることにしている

大声で騒ぐ(認知症の)患者さんに対して、
「静かに!」と注意しても聞き入れるわけもなく、
他の患者さんへ迷惑にならないような配慮が必要となる

うちの透析室は2フロアーに分かれているので、
しっかりした患者さんと認知症患者さんとで施行場所を分けて、
しっかりした患者さんには、極力迷惑にならないよう務めている

うちには認知症(透析)患者さんは、
1人や2人ではないほどたくさんいるため、
この患者さん方を施行するクールのフロアは、それはもう賑やか

騒ぎ出すのにはパターンがあり、
ある患者さんが「オーイ」と声を上げると、
他の患者さんが次々と山彦のように
「オーイ」「ゥオ〜イッ」「こっちもオーイッ」のように連動する
(ノ⌒∇)ノヤッホーヽ(∇⌒ヽ)コッチモヤッホー

誰かが透析終了すると、自分の終了までまだ時間があるにも関わらず
「私も終わって!」「帰る!」「私も帰る」
挙句の果てに「家に帰ってもいいかい?」と来る ∑(/-Δ―;)/ソウキタカ

これらの中にレビー小体認知症の患者さんがいると
事態は更にややこしくなる
普段、例えば透析中に窓の外を眺めていると
急に「猿が来たっ!あっちいけっ!シッシッ!」と騒ぎ出す 0((・工・))0ウキッ?
病態的に幻覚、幻聴はやむを得ないが、
この相手が他の患者さんに及んでしまい大変な騒ぎになる
何もしていない隣の患者さんにいきなり
「うるさいぞクソジジィ!」と罵声を飛ばし
隣の方も「何ィ〜ッ!」と応戦 バーカ(#`ο´)ノ(`δ´メ )=3ナニーッ!

我らの技士室は、この"認知症フロアー"のすぐ隣にある
透析中の休憩時間は、静かに休むことができない ~l(-"-;)l~ウルセェナァ…
実はこのブログを書いている、まさに今、
透析室の喧騒がはっきり聞こえております ヾ(‥;)ハタライテクダサイヨ
監視している看護スタッフもストレス溜まるだろ〜な…