DCS-100NXレビュー

2011年10月12日水曜日

お仕事

先日、お借りした多用途透析用監視装置DCS-100NX

機能はDCG-03+HybridD-FASとさほど変わりはなし
画面構成が大幅に変更になったので、
慣れるまでかなり苦労したが…

たった1週間で返却となり
あまりイジれなかったので
資料として写真だけ撮りまくる
既存のDCG-03との比較画像をアップします

まずは外観の正面から
全体的に細身になって
ポンプ類のあるパネルは丸みのある傾斜となった


側面
奥行きは段違いにスリムに
D-FASのごっついユニットは内蔵となりスッキリ


裏面
DCG-03の配線類がカバーで隠れているのって
埃がかぶらなくて結構好きだったんだけどな…


DCS-100NXでは
キャンド型カスケードポンプなるものに変更
なんでも従来のカスケードポンプより
メンテナンス性が格段に向上したそうな
果たしてどのように…
これはお返しする前にバラしてみなくては…

まずは取り付け位置
左:DCG-03 右:DCS-100NX


DCG-03で写っているのは脱気ポンプ
加圧ポンプは反対側
でかいだけあって中身は隙間だらけで
DCG-03の方がメンテナンスしやすそう

カスケードポンプを下ろしてみた
左からDCG-03、DCS-100NX、DBG-02



DCS-100NXはかなり小さい
中身はどのようになっているのかな
左:DCG-03 右:DCS-100NX


DCS-100NXはEリングなど細かい部品がありませんし、
モーターも簡単に外れてくれる優れもの
いつも分解・組立に苦労させられてたもんね…
(DCG-03の方はOリングがもう一つあるのですが、ハウジングの裏にくっついていたのに気づかず撮影しちゃいました)

全体としては大きな変更はなく、
使い勝手や見た目は、個人の好みにより評価は分かれるところ
NXシリーズは"トータルシステム"と謳っているので
RO、溶解装置、供給装置、監視システムとの組合せで
威力を発揮するものと思われます