逆止弁付穿刺針

2011年4月30日土曜日

お仕事

穿刺針メーカー2社の逆流防止弁付き透析用留置針を比較してみた

まずは包装
(上)日本シャーウッド メディカットセーフティカニューラ
(下)メディキット ハッピーキャスV


包装フィルムから中身を出す
メディカットセーフティカニューラは結構ごっついケースに入っている


ケースから出してみた
ハッピーキャスVの内針把持部が無駄に長い


内針を引き抜いていくと「カチッカチッ」とロックされる
メディキット特有のセーフティ機構は個人的には好きではない


内針を抜ききった
メディカットセーフティカニューラの内針先端が異様にデカイ
外筒から離す際に引っかかることがあるので注意


メディカットセーフティカニューラに回路を接続


回路先端が外筒内のスライドコアを押すことにより弁が開く


「グッ」と押し込んでやるだけなので簡単


 ハッピーキャスVに回路を接続
この状態では弁は閉じたまま

押して捻ると弁が開く



返血後の回路離断は逆の操作となる(捻って引く)

これを忘れて離断すると、出血してかなり焦ります Σ(〇o〇;)ウオッ!

 刺してみた
(左上)メディカットセーフティカニューラ
(右下)ハッピーキャスV
刺し心地は両メーカーとも従来品とは変わらず
どちらも内針抜去後の血液漏れなし


回路と接続してみた
そのまま接続すると気泡が混入するため、
接続前にシリンジを使って気泡を抜く必要がある

ちなみに気泡の量は
メディカットセーフティカニューラ = およそ0.3mL
ハッピーキャスV = およそ0.2mL
見た目にも結構大きめの気泡なので見逃すことはできない

ちなみに災害時の緊急離脱に使えるか検証したが、
双方とも患者1人では困難
スタッフが行った場合は、
「捻って引く」というひと手間があるハッピーキャスVの分が悪い
いずれにせよスタッフの手助けが必要なので、
患者一人でも離断可能な緊急離脱回路を使うことをお勧めします