脳死肝移植の男性死亡=透析機器を誤使用-京大病院
時事ドットコムより
CBP(持続的血液浄化療法)を行っていたところ、
途中で凝血が起きたか目詰まりしたのか、
または長時間使用しての予定の周期が来たので
"濾過器"を交換したが、
「血漿交換用血漿分離器」 or 「血漿交換用血漿成分分離器」
と誤って交換してしまったと!
元々の容態がどんなレベルだったかはわかりませんが、
すぐに気づけば、大事には至らなかったのでは…
過去に同じような事例ってなかったのかな?
パッと見た目は確かに似てるもんね…
関わりが少ない方なら、見分けがつかないかも…?
言い訳にはなりませんがね
それにしても、血液浄化を廻すのに、
臨床工学技士は関わっていなかったのかな?
血液透析以外の血液浄化療法では
現状、装置の機種や治療モードによって、
血液回路は"ほぼ"専用化されていますよね?
だったら、医療ガスのアウトレットように、
回路と浄化器との接続部を、浄化器毎に合わせて違う形状にして、
他の浄化器が接続できないようにすれば良いのに…
時事ドットコムより
京都大医学部付属病院(京都市)は14日、脳死肝移植を受け入院中だった50歳代の男性に、手術後の人工透析中に誤った機材を使用した結果、死亡したと発表した。同病院は遺族に説明して謝罪し、京都府警川端署に報告。同署が経緯を調べている。
病院によると、男性は5日に肝移植の手術を受けた。手術後の経過は順調だったが、12日深夜に血圧が低下した。点滴などの処置をしたが13日朝に意識不明となり、同日午前10時50分に死亡した。
男性は腎不全の症状があることから人工透析を受けており、12日に当直の医師2人と看護師1人が透析器に使うフィルターの交換を誤ったのが原因で、血液ろ過用ではなく、肝不全の患者などに使う目の粗い別のフィルターを使ったという。
三嶋理晃病院長は14日に記者会見し、「機器を間違って使用し、患者が重篤になる前に発見できなかったのは病院側の二重のミス」と謝罪した。
診療報酬上の呼称でいうところの「 持続緩徐式血液濾過器」を使って病院によると、男性は5日に肝移植の手術を受けた。手術後の経過は順調だったが、12日深夜に血圧が低下した。点滴などの処置をしたが13日朝に意識不明となり、同日午前10時50分に死亡した。
男性は腎不全の症状があることから人工透析を受けており、12日に当直の医師2人と看護師1人が透析器に使うフィルターの交換を誤ったのが原因で、血液ろ過用ではなく、肝不全の患者などに使う目の粗い別のフィルターを使ったという。
三嶋理晃病院長は14日に記者会見し、「機器を間違って使用し、患者が重篤になる前に発見できなかったのは病院側の二重のミス」と謝罪した。
CBP(持続的血液浄化療法)を行っていたところ、
途中で凝血が起きたか目詰まりしたのか、
または長時間使用しての予定の周期が来たので
"濾過器"を交換したが、
「血漿交換用血漿分離器」 or 「血漿交換用血漿成分分離器」
と誤って交換してしまったと!
元々の容態がどんなレベルだったかはわかりませんが、
すぐに気づけば、大事には至らなかったのでは…
過去に同じような事例ってなかったのかな?
パッと見た目は確かに似てるもんね…
関わりが少ない方なら、見分けがつかないかも…?
言い訳にはなりませんがね
それにしても、血液浄化を廻すのに、
臨床工学技士は関わっていなかったのかな?
血液透析以外の血液浄化療法では
現状、装置の機種や治療モードによって、
血液回路は"ほぼ"専用化されていますよね?
だったら、医療ガスのアウトレットように、
回路と浄化器との接続部を、浄化器毎に合わせて違う形状にして、
他の浄化器が接続できないようにすれば良いのに…
2 件のコメント:
はじめまして。
あきらです。
管理人さんのフェイルセーフの発想に感銘を受けました。
しかし当院のように年数回の施設だと、在庫の問題もあり厳しいです。
血液浄化に臨床工学技士が携わっていない事が、他の職種から問題提起される事を望みます。
>あきらさん
コメントありがとうございます
うちも症例はほとんどありませんよ
うちの場合、事務方が怠慢なので、コストは現場任せですから、余程高額な医療機器の購入じゃない限り、新しい事を試すのは造作もありませぬ
本当にメーカーに提案してみようかしら…
コメントを投稿